時々、分からなくなることがあります。
いったい、こんなにも違う文化の国と、どうやってかかわり続けていけばいいのだろう、と。
日本人であること、慎み深く、他者を思いやり、和をもって尊しとなす。これらすべてかなぐり捨てれば、「フランス人らしく」なることができます。
しかし、今度は、日本に帰ったあと、「日本人らしく」元通りに戻れるのか、不安になりそうです。
そのように逡巡して、ふと、高校で学んだ荘子の「胡蝶の夢」の一節が想起されました。
・・・知らず、周の夢に胡蝶と為れるか、胡蝶の夢に周と為れるかを・・・
(全文その他)
無為自然、生々流転に惑わされることなく、万物斉同の世界であるがままに行きたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿