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2011年3月10日木曜日

期末試験終了

2日目
ジャーナリズムの政治史
1)ジャーナリストの職業倫理は国家理性をもたらすことが出来るか
2)次の、エミールゾラ「わたしは 糾弾する」の一節を読みコメントしなさい

ジャーナリズムの経済
全国紙は現在の危機に打ち勝って生き延びることが出来るだろうか

3日目
よく分からない試験
・ブレイキングニュースと二番煎じという言葉を定義しなさい
・エジプトの市民革命に関する次の8ページからなる週間紙記事を読み
-可能な限り多くのアングルをあげなさい
-総論ペーパーを作成しなさい
-情報的なタイトル・示唆的タイトルの両方を提案しなさい

一番最後の試験が、もっとも大変でした。これは正直、能力の限界を超えています。
フランス人でも終わらなかったという学生が居ました。

とにかく、これで、2年間最後の期末試験かと思うと、かんがいもひとしおです。

残すは、地方長官庁でのインターンと、論文の作成、記事の執筆といったところです。

2011年3月1日火曜日

期末試験 初日

2月28日は、期末試験の初日です。

28日は、
ジャーナリズムの哲学(3時間)
ジャーナリズムの社会学(3時間)

1日は、
ジャーナリズムの歴史(3時間)
ジャーナリズムの経済学(3時間)

2日は、
よく分からない試験あり(3時間)


大学入試並の体力消耗です。家に帰ってきたところなのですが、これからすぐ明日のための復習なので、なかなか休めません。

今日の御題は、

朝
ジャーナリストが犯す名誉毀損について、善意の例外というのがあるが、この要素に触れながら、ジャーナリズムの原則・ルールの実地での活用について述べなさい。

午後
ドミニクコードンがデモクラシーインターネットで述べた、インターネット革命は、民主制を深化させ複雑化すると同時に、代表民主制への代替の提供への世界規模の実験となる、との議論について、説明し、描写し、議論しなさい。

というもの。
ちょっと勘弁してもらいたかったですが、2つ目のは、その本をたまたま読んでいたので、書けはしましたし、1問目も、ジャーナリズムと法律の試験で勉強していた知識が残っていたので、書くことは出来ました。あとは、外国人であることでどれだけ「ゲタ」をはかせていただけるか、でしょうか。

明日も頑張ります。

2011年2月11日金曜日

エドウィープレネル氏のサイン

今日でほとんどの授業が終了しました。あとは試験と、記事の大量作成、インターンと論文という実践に特化することになります。

最後の授業ということで、エドウィープレネル氏にサインをお願いしました。

彼の著作は1992年に一冊だけ邦訳(こちら)されていて、そこでは「フランスを代表するジャーナリスト」と書かれています。

2011年2月9日水曜日

報道法の口述試験終了

今日は日記です。1つ山を越えました。

ジャンマークマイヨ(一番上の右)弁護士の先生です。
テープおこしに1週間以上かかり、頭に入れる時間が1日くらいでしたが、「アルファベットでものを覚えて、アルファベットでしゃべる」という経験は、もうたくさんだと思いました。辛い。
漢字でなら、イメージが浮かぶものも、アルファベットだとなかなか難しいです。

ジャーナリストの法的地位、取材源秘匿の欧州法・仏法の違い、名誉毀損など8つの事項のうちから、1つ選んでプレゼンし、質問に答える、という形式です。

去年のペレスやアリエスのときと比べ、顔面蒼白・唾液欠乏・過剰震動などの症状もなく、それなりに言葉を継いで話せたので、1年前よりは、成長したと思います。

これから、
月末に5つの筆記試験、それまでに2つの提出課題があり、それを仕上げたいと思います。

5つの録音を起こす時間(総計100時間)はさすがにないので、今度は同級生にノートを借りようかと思います。1つくらいは自分の力で頑張ったと思えるもの(特に法律だったので)をと思って、今回はやせ我慢しましたが、扁桃腺炎を発症しつつ、深夜までテープ起しするのは、悲しいかったです。
書き取りの練習になり、フランス語力は向上したと思います(思いたい。)

2011年1月30日日曜日

官選知事との会食(結果)

応接室での記念撮影
出席者は、総領事ご夫妻、kご夫妻、外務研修員
先方が、プレフェ(官選知事)ご夫妻+料理人、Mme Demoulin(当方の友人)、ENA研修生(ルーマニア人)、と、多種多様な会でした。

大変ご立派としかいいようがないプレフェ公邸では
目の前のお皿をきれいにすることに必死でした。
結婚式みたいな名札カードが席に置かれていて、指定席がプレフェの隣に配置されてしまい、質問が常に真剣勝負で勉強にはなりましたが、かなり緊張・疲弊しました。


しかし、総領事ご夫妻は温厚な方々で、また、総領事が終始会話をリードされ、完璧なフランス語でユーモアや駆け引きも長けておられたおかげで、たくさん勉強になりました。その意味では、大変有意義な会でした。




(以下、備忘録)


肝心のインターンの件は、サンドリン・ドゥムランさんが、プレフェが到着後に、当方の紹介をしつつ依頼してくれたのですが、その際、当方は、当初他の人との会話に気をとられていたため、何を話しているのかつかめていませんでした。

すると、アツイ視線がまっすぐこちらに向けられ来るのを感じます・・・・
(こういう顔です(顔)。2メートル先)





プレフェ
「VOUS MAITRISEZ LE FRANCAIS ?」(貴殿はフランス語に堪能ですかな?」


 ええ?


話せないとダメって
ことでしょうか・・・



当方
「スバラシイフランス語は話せませんが、スタージュを通じて、改善していけばいいなと思っています」



プレフェ

「まあ、すでにそれなりに話せているじゃないか ニヤ」






・・・よかった。んでしょうか。






それでテーブルに移り、いろんな会話がありました。




・フランスの出生率とその原因について
・プレフェにとってのモンペリエについて
・2009年日本で最も売れたワインはオード県のものであることについて→「神のしずく」の話題
・日本のカキを養殖用に輸入していることについて
・日本の環境技術の進歩について
・日本にいくため休みを取りたいが、大統領が活動的なのでプレフェが不在となることで不都合が生じる懸念があり、総理が許してくれるか分からないことについて
・日本の家庭科教育と日本の治安維持の関係について
・プレフェはきむちとしゃぶしゃぶが苦手なことについて
・プレフェは京都とならが好きなことについて
・プレフェは地理教師であり、日本とイギリスを専攻していることについて


など


途中、おもむろに日本ガイドブックを持ってきたプレフェから、日本語会話をご進講するよう依頼されました。
まず、総領事が「私はフランス人です」というのを発声しましたら、プレフェ大喜びです。
隣にいる当方に対して、どうやって書くのか、とおっしゃいますので、お教えしましたら、ガイドブックの余白に書付始めなさいました。


プレフェのノート:
「 watashi wa france djin dess,  kudasai acca wine, shilo wine」



・韓国語と日本語の違いを聞かれたので、文法的には語順が同じですと説明しておきました。







2011年1月28日金曜日

官選知事との会食(前夜)

ひょんなことから、明日のお昼、モンペリエの官選知事との会食に参加します。
相手は齢60歳のエリート官僚ですし、緊張します。
インターンをお願いしているので、自己アピールも怠り無く実施したいと思います。


※官選知事とは、正確には、内務省から州都及び県都に総理大臣の命で派遣されている地方長官で、国のお役人です。(イメージとしては、地方都市への大使、という感じ)
公邸もあります。
※州知事・県知事に当たる人は別途間接選挙で選ばれます。



ーーー下調べーーー


・son accessibilité et une bonhomie assez inhabituelle
 長官として大変珍しい「近づきやすさと善良さ」


・'il avait été élevé par une grand-mère tenancière d'un bistrot parlant le patois et un grand-père menuisier. 
 おばあさんはレストランのオーナー、おじいさんは造作大工で、彼らに育てられた。


・convoquer  pour des voeux lyriques : « Les rêves les plus fous se réalisent toujours. »
マルチン・ルーサーキング を引きながら、「強く願えば夢は必ず実現する」と退任挨拶。


・もともと学校の先生(地理)
・ENAでの同期名は「連帯」 




2011年1月18日火曜日

Midi libre(南仏地方紙)見学

 22時集合で義務なので行って来ました。ほとんど社会見学のようなものでしたが、新聞社に行ったことがないので、勉強になりました。

 ミディリーブルでは23時に初版が出来ます。朝2時までに特大記事が出なければ、最終版を印刷します。
この写真は、印刷後、労働者が配置や色合いなどをチェックしているところです。おかしければ、直すのは彼らです。
なお、労働者の権利が強いのを感じたのは、会社から彼らのために、大きなパイとシャンパンが複数用意されていたことです。


 フランスでも、日本式オープンスペースの会社もあるのですね。
印刷機械。工場でした。まさに一大産業です。

2011年1月12日水曜日

スポーツ:仏での競技人口4位に柔道、16位に空手

フランス人は、スポーツが好きです。国を挙げて奨励されています。
戦後、ドゴール大統領が、東京五輪での散々な結果を嘆いて力を入れ始めたのがきっかけです。
日本でも、文科省内の端パイでなく、新たにスポーツ庁 (仮称)を作って本格的にスポーツ振興をしようという動きが出てきています。


ところで、人気のあるスポーツですが、2009年競技人口で見ると、

1 サッカー 223万人
2 テニス  112万人
3 乗馬    65万人
4 柔道    57万人
5 バスケ   45万人
・・・
16 空手   20万人

となっています。 日本と違って、野球はないんですね。

フランスではとにかくサッカーです。

このため、日本でよくありがちな夏の風景
:「うちの亭主は、帰ったらビール見ながら寝転がってプロ野球中継みてばかりでさー」
といった描写は、

フランスでは、
:「おとこたちって、いつもサッカーのことばかり。脳内占いでもサッカーとxxのことしかないって出るわ」

という皮肉まじりの言説に取って代わられています。

以下は今日の授業で学んだことから:

フランスでは新聞存続の危機が語られる程度に売り上げが落ち込んでいます。しかし、スポーツジャーナリスト、については、不況・新聞不審知らず。120以上のスポーツ新聞・雑誌があり、若手記者でもすぐに署名入りの記事を出せるとのことです。

スポーツジャーナリズムは、しかし、アイフォン・アイパッドなど伝達手段の向上に対応して、いっそうの難しさを抱えています。

つまり、試合結果の速報性がさらに重要になる一方、スタジアムの荒々しい雰囲気かつ興奮によって言語不明瞭になりがちな選手達の意を汲み取り、文体美しく、リズム感のある、それでいて批判精神に富んだ記事を矢継ぎ早に生み出す能力が求められるのです。また、批判しながらも、選手やトレーナーとの良好な関係を保つことが必要です。

これまで、「スポーツ記事」なんてと思って、あまり読まなかったのですが、これからはこういう観点でチェックしてみようと思います。

2011年1月6日木曜日

授業開始

4日から授業開始しています。

先生は、サルコジ大統領と全面対決しているエドウィープレネル氏 です。
いきなり朝から夕方までマシンガントークを聞き続けるのは、堪えます。

今日の午後は、彼が何故編集委員まで勤めたルモンドを首になったのかについて、ここに初めて明かす裏話!をとうとうと語っていましたが、熱が入るあまり、かなりスピードアップしていたので、私には大半意味不明でした。(登場人物が複数かつ関係性が分からないという話になってくると、思考回路がついていけなくなります)

とにかく、闇の力(笑)によって葬られてしまったようです。フランスは民主主義の国といいながらも、権力とつながった新聞社の存在や、大統領の強大な権力によって、実際には民主主義がかくあるべしと思われているようには、機能していない、というのがこの課程に所属して以来常々語られています。

2011年1月3日月曜日

2011年

在仏研究生活も残り半年強となりました。

段々日本語が不自由になりつつあり、しかしフランス語も大幅には上達せず、苦しい時期を迎えています。

それでも、昨日よりは今日が成長していると実感できるよう精進していきたいと思います。

今年の元旦はドイツはバンベルクから来たA氏によるドイツビール祭とともに明けました。素敵なお土産たちをありがとう。

2010年12月18日土曜日

アリエスの援護

返事が来ました。

「心配要りません。私とトマラデュクス(記者兼客員教授)でマルタンに当方さんの特殊な立場について、きちんと説明します。当方さんがこのコースに入学することを許可したのも、言葉のハンディキャップについては十分考慮に入れてのことであるからです。ですから、今回のトラブルにかかわらず、続行してください。」

少し安心しました。
ここ2日遺憾な思いに支配され、十分に眠れませんでしたが、責任者が大丈夫だといっているのだから今日は眠れそうです。








今日は1つ試験がありました。
10個の記事に、それぞれタイトル、導入、写真の説明、を書き加える、というもの。
 制限時間は2時間です。大意を取るだけで時間がかなりかかってしまい、辛かったです。

この練習は、しかし、限られた文字数でいかに豊富な情報量を与えるかが問われ、やや俳句的なセンスを問われるので、知的好奇心は刺激されます。

2010年12月10日金曜日

インターンはどこでやってもOK

・特別に、私の場合、インターンは、新聞社以外で、役所の広報室で実施することもOKということになりました。その方が論文のテーマにも関係するし、好都合で、一安心(まだこれから各役所に受入依頼と許可をえないといけないですが)


・記事を書くため、地方長官庁持続可能な発展担当部署に電話。1月6日に面談予約。電話だと相変わらず緊張しますが、落ち着いて話すよう努めることが大事。


・日経ビジネスオンラインから、至言。戒めたいと思います。
その頃の私は、仕事の自信もついた頃で、職場では上下問わず友達感覚で言いたい放題。毒舌も吐いていました。大事なのは、言葉の底にあるもの。相手への敬意とか、全く意見の違う人も受け入れる度量、人の思いへの洞察のようなものなのではないか、と。
山根 基世 ことばの杜代表

2010年12月4日土曜日

論文とインターンの準備

今週は、論文の骨子を提出/インターン先の計画を実施しました。

・論文
記者クラブと役所の関係についての日仏比較、を取り扱おうかと思います。
去年は学位取得重視で英語で執筆しましたが、今年こそ仏語で 。

・インターン
ミディリーブル1ヶ月、もう1箇所どこかで1ヶ月が義務になっています。
不思議なのは、義務でかつ編集長が担当教授なのに、各自新聞社と交渉しなさいとなっているのです。それで滞在は大体6月末ー7月頭までの予定にしているので、4月ー5月の間にインターン、6月に論文ということにしないといけないのですが、4月は既に一杯で断られました。義務なのに断るってなんですかね。


・新聞に関する法律の授業
今日は弁護士先生による法律の授業でした。15-20時という遺憾な時間割。

インターンの時期をあけるため、修士課程とは思えない程度に、10月から2月は朝から晩まで毎日ぎっしり時間割が埋まっていて、それぞれが思い思いに課題(記事とかルポとか発表課題)を出すので、言語ハンディを負った状況では、死ねます。
 2月以降は、2月末が試験で、3月は実践演習、4月以降インターンと論文に充てることに。

なので、純粋に語学を勉強したり、日本の法律の勉強をしたり、読書をしたりするような時間がほとんど取れないのが残念ですが、見方によっては、充実している、ということかもしれません。

2010年11月27日土曜日

ルポルタージュ2

次は、エロー県庁。
お題は「公共サービスの利用者」とあるので、これは自分の経験を活かし
外国人へのエロー県庁のサービスについて取り上げるしかない、とすぐに思い至りました。

もちろん、バイアスかかってます。

学生達は快くインタビューに応じてくれました。基本的にサービスの質をさげすむ声が多かったです。

反応としては、学生達は冷静でした。これは窓口の職員というよりもこういう2時間も前にチケットの取り合いのために並ばなければならないという、効率の悪い運営の仕方に満足している上層部に、責任があるという点で一致していました。

総合受付のおばさんにもインタビューしてみましたが、話したくない、だか、話す権限がない、だか、とにかく、サービスの時間帯ならソトの看板でも見てろ!!!!、とか、そのような反応でしたので、さすがフランスの公務員は最高だ、と捨て台詞だけ残して去りました。

記者の側になってみて思うことですが、精神的にタフでなければやっていけません。ある種ナンパに近い行為です。学校で教えられるジャーナリストの存在意義や正当性の根拠は、「民主主義の根幹である知る権利に奉仕する報道の自由」 という、崇高なことになっています。

しかしながら、情報を取るのは、容易なことではなく、「守り」に入りがちな公務員を相手にするとあせる気持ちやいらだつ気持ちも、分からないではないなあと思いました。

公務員の側にも、電話や突撃取材などの突発的な報道対応に、確たる行動指針があるようには思えません。おばさんのいうように、総合受付なのに、本当に何も話す権限がないのなら、仕事ができないはずです。猿でも分かる基本的事項しかたずねていないのに、答えられない、というのは、能力・教育に問題があると言えますし、組織として前線職員への権限移譲を見直す必要があるでしょう。

2010年11月25日木曜日

ルポルタージュ

課題として与えられた「ルポルタージュ」作成のため、土曜日にグループでマルシェに取材に行きました。

概ね、どの店舗でも、質問に対して雄弁に回答してくれます。ここは、フランス人の賞賛されるべき点です。

モンペリエは地中海に面していることもあり、マグレブ(モロッコ、アルジェリア、チュニジア)などの国からの移民が多く、香辛料など、その趣向に合う店舗がたくさん見られました。

店、客、運営者(市)など、インタビュー相手はまんべんなく、文章もよく書きあがったと思うのですが、採点対象ではないただの練習だったようです。多くの時間と労力をさき、出来もよかっただけに、これはかなり遺憾です。
 フランス新聞の文体にもいろいろとあるようで、ここの感覚をつかむにはまだまだ数年を要すると思うのですが、この担当の先生は、南仏地域の地方紙「ミディリーブル」の編集長で、容赦ありません。文体が不適切として、深夜までかけた力作に平気で赤点をくれます。文体・・・かあ。

先生、それ小学生に王羲之の蘭亭序のような筆跡を求めるより 難しい注文です。

2010年11月20日土曜日

RUE89

RUE89の編集長による講義でした。

このネット新聞の特徴は、無料・参加型。これによって情報がより広く伝達されることを目的にしているそうです。Mediapartが有料で高質を保障するとのコンセプトを提示して成功していることとは対照的ですが、こちらも同じく成功しています。
サイトで登録した専門家や一般人から寄せられる情報(ビデオも含む)をも元に更新していくので、さながら市民もジャーナリストになったような気分が味わえること、毎週木曜ネット編集会議に参加できること、などが利点です。

RUE=デモを行う場所、人が出会う場所、カフェでお茶をする場所
89=フランス革命の年(1789)、ベルリンの壁崩壊等(1989)
が名前の由来。


新聞もネット上だけで勝負していく時代、ホームページなどをより見やすく、できれば参加型に変えていくことが求められています。

2010年10月29日金曜日

アセアンの記事書きました。

四苦八苦しながら書きました。(こちら)
同級生の助けを借りて、2重にも3重にも修正されたものですが、なんとか形に成ったのでよしとします。


経験となったことは2点あります。。


1) フランス人に、「中国は未だ先進国に対する劣等感がある」という説明は、通じない。

・・・年間所得が1万円以下の世帯が7割くらいでー、歴史的にも植民地化されててー、などと事細かに経緯を説明しないと、理解されませんでした。

「分かりません」といわれてしまいます。

2) フランス人に、「(尖閣など)領土問題は、領土それ自体の政治的な紛争だけでなく、資源問題と結びついている」といっても、理解されない。

・・・海の上に浮かぶ島なので、海の下を調べてみたらー石油やガスがある場合があってー、などと説明しないと、通じません。

「意味が分からない」といわれてしまいます。

2010年10月15日金曜日

文章の書き方

相手を見て法を説け、といいますが、文章の流儀にもTPOがある、と再確認して興味深いです。異なる分野の授業に出ることのメリットの1つです。


ー法理論研究入門の授業

「 論文においては、叙述を可能な限り中立に進めなければならない。したがって、

1) 歴史的な事情
2) 技術的な事情
3) 研究対象となる事柄について、異なる考え方・立場の解説
4) 自説

という順で、記述するべきである」

という教え。3)や4)を先に持ってくると、論を進める上で立場の異なる相手に対して説得力が薄れてしまう・ドギツイということのようです。






ージャーナリズムの授業


英語よろしく、逆三角形の論述をすべし。以上


記者やジャーナリストを育成するコースなので、新聞記事を書く際の話です。

理由としては、

ー読者が、表題、第1パラグラフを読んだだけで、重要な情報がすぐに読み取れる必要がある、というのが1つ。

ー編集上、収まりきれない場合に、下から削っていくのが便宜であり、そうしても、記事の価値が劣化しない、というのが1つ。
だそうです。


この2つから読み取れる教訓は、最初に書いたとおり文書のTPOです。
考えてみれば当たり前のことなのですが、常に気をつけないといけません。

極端な話
ラブレターを書くときに、


「この手紙は、わたしからあなたに愛の告白を行い、以って二人の間に永続的な関係を築くことをねらいとして、したためられたものである。

まず経緯から述べると、数箇月前にあなたの存在を認識して来、日一日と情熱の高ぶるのを感じ、ココに至った次第である。

次に、愛情の根拠となる事情は3つある。まず第1に・・・」


などと書いたら、3秒でさようならとなります。

ほかにも、大変高揚した気分である(血中アルコール濃度の向上など)ことにまかせて、ハイテンションな文体によるメールを送信する行為は、 受信者の置かれた事情を考慮していないため、例えば、受信者が非常に落胆している、激怒している、悲嘆にくれているとか、そういった事情がある場合には、コミュニケーションを滞らせる重大な原因となりかねないわけです。



・・・日本語で日本人同士で意思疎通するのもこんなに難しいのに、外国語という要素も加わるとなると、もう意思疎通は原則不可能なんだと思っていないといけません。とかくこの世は生きにくい。早く誰かテレパシーマシーンを開発してくれないかな。

2010年10月12日火曜日

英語

今日で、ジャーナリズムの第1科目、ジャーナリズムの社会学が終了。明日(10月12日火曜日)は、私にとってはビザCardの引落日という程度の意味しかないのだが、フランス人の定年退職年齢を62歳にする法律に反対する大規模ストライキが予定されているため(もう4度目。。)、ジャーナリズムの授業は延期になった。このため、私法のマスターの授業に出ることができる。

このように、どちらかが空いても他方が待っているので、月ー金の「就業時間」が、満タンオーライである。
掛けて加えて、月と水は18ー20時に語学学校(フランス語)に通い始めたので、それについていくのと宿題とで、なかなかキャパCITYから脳漿が溢れそうになって、晴れ時々窒息しそうである。

言い換えれば、このようにして、去年よりもフランス語が上達したことで得た「余裕」を、そっくりそのまま、分野的(ジャーナリズム・私法という未知の領域)、時間数的な学業の探求へと充てることができるといえよう。そう確信することだけが、今の自分に許された最上の贅沢なのだと考えることにした。


いやでも実際、フランスのプロ意識の高いジャーナリストが考えていることを直接聞く機会なんて、なかなか得難い。彼らは「特ダネ」を追っているだけではない。自分たちがデモクラシを支えるうえで、選挙で選ばれた政治家とは異なるがしかし劣後しない正当性を有する(「真実」を国民に伝えるという特別の基本的人権と義務をおう)とし、どの範囲で非取材者(権力者)の私的生活が射程範囲に入るのか、速報性と裏腹にある誤報の可能性、及びその訂正の重要性、謙虚な姿勢の重視など、透徹した思想の下に行動していることが読み取れて、興味深い。


さて、本題。
帰宅道すがらスマール教授(去年のマスター論文の指導教授。アメリカ人で英仏バイリンガル)に遭遇。


こちら頭がフランス語に浸食されているため、ハウアーユーと言われても、困ってしまう。

コマンタレブ?といってみたが、やはり英語が返って来た。
ジャーナリズムのところにいますといったら、たまには研究室に顔を出せという。


社交辞令と思うのだけど、一度は顔を出してみるか。
近時の日米関係と日本政治について少し考えをまとめてからにしよう。

ここで問題。
英語も、規則的に勉強しないとどうやら会話が出来ないらしい。
頑張ってはみたものの、オールソー、とか、ロスト、とかそんな程度の単語さえ、フランス語が自己主張をしてはばからない。
英語で論文をかいた以上、英語で話さえろくろく出来ないと、修論が盗作じゃないかと疑われてしまうので、困ってしまう。


これからは英語を話せる人とは英語で話すようにしようと思います。


知恵熱でるかも・・・

2010年10月6日水曜日

私法とジャーナリズムの掛け持ちは無理か

ちょっと難しそうです。

午前中は、私法の授業に出てみたのですが、これはこれで数学的な整理学で法律の利害衝突解決方法を分析するという興味深い内容でした。

一方で、1時間ジャーナリズムの授業に遅れることになったわけですが、3回休んだらクビだという厳しいお達しをもらってしまいました。

少し悩みましたが、やはりジャーナリズムをメインに、私法は聴講生として出られるときにでることにするしかないかなと。

他方で、今度は副学部長から電話があり、ずいぶん前に送ったM1の私法への登録はできないかという問いに対して、「学部長と相談したけど、OKだからよろしく」と言われました。遅いんだけど。私法のコースにはとことん縁がないのか、時機を失しすぎているぞと。

これならNoといってくれたほうが気が楽でした。


ジャーナリズムのほうですが、全然知らなかったのですが、今日の先生は、ルモンドの前編集部長さんでした。まわりの同級生に聞いても、この学科を選んだのは、かなり得がたい授業を受けられるからだという話です。

どうりで、 ずいぶん、ワタシの出自に興味を示し、日本の事例をやたら出したがるなあと。フランス人にしては異様にグローバルな人だなあと思ったら、そうならざるを得ない地位に居たわけです。



去年に比べて、会話がそれなりにできるようになりました。授業は半分くらい理解できればいいほうですが、ある程度理解できる話題なら(分からないところは適当に相槌を打ちながらも)、日本語での会話みたいに流れるようになりました。

ポイントは、


・相槌の決まり文句のレパートリーを増やすこと
(ダコ(了解)のほかにも、セビアンサ(いいじゃん)とか、スネパルカ(そうじゃないよね)とか、そういうの)
・相手の話を理解していることを示す言葉をなるべく早く返すこと(単語でも、2・3語でも)


とはいうものの、こちらに全く興味のない人と話すことが難しいのは、日本語でのコミュニケーションと同じです。


そうですか?


そうですよ。


終了


みたいな。