本屋で「硫黄島からの手紙」DVDを買ったので、みてみたら、更に気分が沈んだ。
栗林中将は立派な人だ。すばらしいリーダーだと思う。
たしか中将のお部屋はもっと狭かったと思う。腰をかがめないと入れなかったし、何より映画から分からないのは、洞窟の中は熱気がすごいということ。かたや米兵は、ひとしきり攻撃が終わると船に戻ってシャワーを浴びたりしていたという。
また、当時降った弾薬の鉄量は、ならすと硫黄島を底面とする1mの高さの体積になるのだとか。
中将をはじめ多くの人命を失った日本がここまで来れたのは、残された者が遮二無二頑張ったからだろう。広島で被爆した母校の先輩は、当時戦争から生きて戻ってきた母校文系の人材は全て医者になった、といっておられた。才能やセンスも大事だけれど、死ぬ目を見た人間は強い。ジャパンアズナンバーワンやクールジャパンの栄光にばかり甘えてばかりはいられないのだと、決意を新たにしました。
0 件のコメント:
コメントを投稿