滞在許可証の申請手続が、めんどくさい、というのは何度も書いております。
準備書類が多いのはやむをえないのですが、何せ、整理番号順で100人まで、と決められているものですから、
「申請日当日に何時から並ぶか」
が勝負になってきます。そこには当然列に並ぶことさえ知らない隣国のかたがたとか、横はいりOKの外国人がたくさんいるわけで、まさに「万人の万人に対する闘争」が実現しており、ドイツ国家学は間違っていなかったと信じるに足る合理的事象を体験的に知ることが出来ます。
ということについて、ラングドッグルシオン州エロー県の地方長官であるBALANDさんが非常に不満を抱いている、という点を以前書きましたが、このたび、カイゼン策が施行されたようです。(こちら)
(改善されたこと)
● 早い者勝ちの整理番号制
↓
● 電話での事前予約制
メリットとしては、朝一から並んで、結局無駄足でした、という状態は避けられるようになった、ということがあげられます。
他方で、電話でいきなり接触するのは難しいとか、そもそもモンペリエに来た当初から、電話連絡先をしる術がないとか、外国人特有の難点を考慮すれば、
・インターネットでの予約もできるようにしてほしい。その際、個人アカウントを作り、書類の処理状況の追跡を行えるようにしてほしい。
ということを提案します。
これを実施するには、システム構築が必要だろう、という意見もあるかと思いますが、チラ見したところによると、既に、番号によって、書類の状況はシステム的に管理されているのを確認済です。何故コレを申請者にも開放しないのかは、分かりません。 セキュリティ上の問題なのかもしれません。
一応、在日本のフランス大使館では、ビザの取得の際、ネット予約をすることになっており、ビザの処理状況の追跡も行えることになっているようですが、なぜか我々(H君含む)のときは追跡ができませんでした。。。
返信削除そういう意味不明な仕切りをするから信頼されなくなると思うんですけどね。
つまるところ、使い手の問題なので、使いこなす人がフランス人である限り、解決できない、というのが、あるべきコンサルタントの潔い諦めでしょうか(笑
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