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2011年3月28日月曜日

2週間の語学学校修了

スタージュ前の2週間、フランス語会話力ブラッシュアップのため、語学学校に通いました。そのまとめです。


●アクサンフランセ@モンペリエ校

大変お勧めできます。従業員の質がよいです。また、先生の質も高いです(全員外国人にフランス語を教える資格を持っていますし、文学部の先生がアルバイトしていたりします)

クラスでは、
独逸人3人+当方の4人。午前3時間の授業で、一人90分はしゃべれる計算。
これに加えて、午後に90分会話の授業を毎日とりました。

中身は、
●口頭表現・・・テレビショッピングの実演、カードゲームを使った言葉・概念の伝達、母国についてのプレゼンテーション(私は天皇を選びました)、
●テキスト・・・カフカ、boris vian(鍵盤に対応する要素を用意することで、演奏する楽曲の数だけカクテルを作れる、という話でした。曲を音とお酒と2度楽しめる、という発明)

午後の授業では、
プロパガンダについてどう考えるのか、とか、間接民主主義は優れた制度か、など、ことによると、語学力不足からついていけないこともある大学院の授業よりも充実した討論の場になった場面もありました。


よかったのは、間違った表現は、その場で指摘してもらえることです。フランス人との会話では、間違っていても意味が通れば指摘されることはあまりありません。
今回の通学により、自分の間違いの癖を十分認識することができました。

独逸人は真面目に宿題をこなしてきますし、クラスの結束も高く、有意義な2週間でした。



最後に、今後当方の課題は何でしょうか?と問いましたら、担任2人の先生で、答えがアメとムチのように異なっており、これも学校側のアレンジだとしたら、よく出来た学校だと思わざるを得ません。

エロディー先生の見解
・流暢さ・・・フランス人ともっとたくさん会話をすること
・単純さ ・・・知識が増えるほど複雑に書きたくなるが、伝えるためには、シンプルさが一番重要。作文にあたって注意すべし

→叱って伸ばすタイプ


オレリア先生の見解
・まず日本語なまりのなさ、自分の言語能力に自信を持つこと。しばしば、遠慮がちにしているように見えるけれど、それは言語習得を妨げる。
・このまま努力すれば数年後にはバイリンガルになると確信しています。

→褒めて伸ばすタイプ


100のうち60分かった場合、

「60も分かった!」とよろこぶのか、

それとも


「うわやっべ40も分かれへんわ」と嘆くのかは、


自由、なわけですが、悲観主義な当方は、フランス語を話すたびに意気消沈する傾向にありました。その点、『語学学校』という場所は、話せない外国人を話せるように手助けする場所、ですので、留学生がいない当方の大学院と比べ、言語の面に集中して、快適に学ぶ場所となりえたように思います。

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