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2010年3月31日水曜日

Hein?

よくフランス人の口から耳にする音です。

(発音)ア?!
※不良少年を想起されたい

(意味)ええ、なんですって?、ねえ、え何?(驚き)、ね、そうでしょう、さあ、おい、どんなもんだい

(効能)日本語脳でいる間は不快感を覚えます。ア?なる聞き返し方は、失礼ではないかね、君。みたいな。

(対処方針)フランス人に対しては積極的にHein?を使う。今日もボン、アン?と不動産屋のアンチャンに使いました。ボンアン?

※余談: 彼は南仏なまり激しく、たとえば、

セビヤン=セ鼻炎(いいね)、

ドゥマン=怒面(明日)

などと発音します。

他方で、オクシタニー(モンペリエの位置するラングドック地方をoccitaneというそうです)なる方言も多少解するらしく、帽子=シャッポーは方言で「カペー」というのだと教えてもらいました。(カペー王朝の方はcapetと綴るので一安心。帽子王じゃやや遺憾ですし)


日本にきたフランス人と話さないといけない場面に遭遇したらとりあえず、

ジャポン、セボンアン?セボンアン?
KYOTO、セボンアン?セボンアン?
SUSHI、セボンアン?セボンアン?
MAGURO、鼻炎アン?鼻炎アン?


などといってみたらどうでしょう。意外と間が持つかも知れません。

2010年3月28日日曜日

TOEICとTOEFL

フランス語版ですが、試験主催者による両者の異同説明ペーパーを見つけました(ここ)2頁

トイック740でIBT80 相当というのは、周囲の受験者を見ていても、日本人には当てはまらない気がします。(トイック800以上はとれても、IBTで80-、特に100超は苦労している様子)

ここでの論文は、指導教授がアメリカ人ということもあり英語で書く予定ですが、語学力がまだらになっていくのを感じます。

日本語を6とした場合の自己評価(2010/3時点)、

日=6、 英=4、 仏=3.5、 中 =2.5


日=ネイティブ(古文も読めます)C2
英=Toeic765(2000年。既に失効・・・恥)B2
仏=仏検2級(2008年。今ならもう少し)B1+
中=中検3級(2001年?これも失効・・・)A2

何故6段階か=欧州標準言語レベルというのがA-Cまで各2段階の計6段階なので。(参照。まんなかに表があります)
どれもリーディング及び文法にとても偏っています。

後輩に毎朝出勤前にプールで泳いでいるのに、どれもC2のマサキ(通称:神)という人がいますが、こういう人は例にならないでしょう。世の中(数年の)努力でそうなれるのなら、日本人の多くがマルチリンガルになっているはず。欧州言語同士はほとんど「方言」みたいなもんですから彼らが数ヶ国語しゃべっても、たとえば日本語をしゃべるまでは賞賛しませんが、日本語ネイティブなのにそこまで達成していることは驚愕すべきことです。ガクガク


高い山に登るには、足腰と高い志、それを支える環境が大切だと悟りました。
今からでも「マサキリンガルレオのしっぽがはっきりと見える!」(パンチ佐藤→参照)ような日がくるでしょうか。。

そこが弱点だ

c'est là que le bât blesse.セラクルバブレス

ルモンド3月27日付記事より。

EUとIMFによるギリシア救済策についての合意に対し、「そこが弱点だ」と言っています。
直訳すると、「まさにそこが鞍が傷つけるところだ」となります。
由来を調べないとちょっとよく分かりませんが、荷鞍が当たってロバが痛がるところ=弱点ってことなのでしょうか。

ルモンドの論調とすれば、EUの盟主たるドイツが金を出すのに前向きでないことが気に入らない、ということのようです。ユーロの安定性はマルクのそれと同じでなければならないという趣旨のことまでいってます

とはいえドイツからすれば、アリがキリギリスに仕送りするのは我慢ならないといったところもあるでしょう。

個人的にもキリギリス国家がアリ国家にたかるのは許しがたいという思いです。もちろんユーロの事例では単一通貨の信認が崩壊すれば諸刃の剣なのでアリキリギリス一心同体なのですが。

必死に働いて高い技術力で経済大国となってみたら、のんびりバカンス国家の台所事情が苦しいからと通貨の切り上げを迫られたり輸出超過がけしからんと因縁つけられたり、というのはいかがなものかと。いや、その前に死ぬほど働けよといいたい。
もちろん自助の精神に基づく途上国などへの経済協力・技術協力は別です。同じだけ能力がある先進国が富める国にたかる構造は遺憾の極みです。ドイツの場合は自ら共同体にコミットした責任があるので自業自得ともいえます。

一昔前、ある中国の指導者は知的財産権の保護をアメリカに迫られたときに開口一番「じゃあ中国の発明した活版印刷の特許料支払ってください」といって出鼻を挫いたという逸話があります。

これからは、日本もたかり交渉?の場面では、N嶋元監督あたりに出張ってもらいましょう。

「残業、してますか?」とか。

フランスなんか、週35時間以上労働しちゃいけない法律まであるもんね。そういえば語学学校で「ワーカホリック」の仏訳を聞いたら、「そんなもの、その概念すら仏語世界にはない。」と言われたような。

でもこんなことをいったら逆に

「労働者の権利を守っていない人権無視の国だw」

と愚弄されるでしょうか。

そしたら、反論としては、
「その人権無視利益をあなたも享受したいんですよね」・・・案1
「さすがはアジアをアヘン漬にして富を築いたヨーロピアンの人権意識に乾杯!(ルネッサーンス!古いか)」・・・案2
とか。けんかになるか。


脱線しましたが、ギリシアにも弱点扱いされないよう、同じ神話の国として「もっと頑張れよ」といいたいものです。

2010年3月25日木曜日

韓国の高校生、日本語を勉強して東大医学部合格

釜山西女子高校から東大医学部合格者参照


こういう人が現れると、自分のふがいなさに恥ずかしくなる思いであります。
振り返ってみて、高校生のころ、(同じアジアに限っても)韓国語を勉強してソウル大学へ、中国語を勉強して北京大学へ、など、考えられませんでした。

でも、円高の今は学費支払うの大変そうだなあと思ったり。
モンペリエには世界中からたくさんの学生(欧米+中国が多いですが)が集まっており、それはフランスにおける教育費の支出によるところが大きいと思われます。

例・ 大学原則無料、学生には所得に応じて国から住居手当 など

2010年3月23日火曜日

お勧め歯ブラシ

キスユー(参照

これ、すごいです。使い始めてから、ずっと歯がつるつるしており、朝起きたときも口の不快感がありません。なお、歯磨き粉が不要なので、経済的でもあります。

留学先で歯科治療に懸念のある方、業務が多忙で歯科疾患に懸念のある方など広くお勧めできます。はっきりいって電動歯ブラシより有能かと思われます。

ほかの人のブログでも紹介されています→(参照

2010年3月20日土曜日

店頭にて

敬具.Fr

フランス語ではこんなに多い「敬具」の種類

日本なら敬具、かしこ(女性)ですむところを、こんなに種類があるんじゃあ、なやんでしまいます。

友達同士ならCiao  A demain とかでOK
事務連絡ならCordialement

教授とか目上にあたりそうな人に対して、どの程度のものを選ぶのが適切か否か、ニュアンスが分かりません。

上のリンクによると、王様、大統領、軍隊(将なのか佐なのかでも区別)、教授、など細かく分類してくれており、便利です。
事務局のおばさんに王様のをくっつけて送ってみようかな。慇懃無礼という概念があるのか要チェック!

letudiant

letudiant

J'ai trouvé ce lien très pratique pour chercher l'université ou l'établissement. Par ailleurs on peut voir le classement.

2010年3月19日金曜日

Final Fantasy 13 en France

ドイツの同期から、余暇にファイナルファンタジー13を楽しんでいる旨の連絡がありました。
欧米では3月9日オンセールだったのです。(英語吹替のため?)


今日は、FF13を通したポップカルチャーの影響についての一考。

フランスでは、「AKIBA」という店があったりMANGAがとても人気だったり(もちろんサムライも人気。昨日はテレビでたそがれ清兵衛の字幕版を見ました)、日本ポップカルチャー人気は高いので、本件についてのアマゾンフランスでの評価を調査してみました。


(最新のコメントから)

Fan de la première heure de la série Final Fantasy, je peux dire après avoir joué à ce 13ème volet que la magie est toujours là.
Elle est présente différemment mais le jeu à mûri, au détriment de la qualité de réflexion peut être.
En effet, ce jeu axe son intérêt sur le scénario très profond et adulte, afin de plaire à ceux qui hier étaient jeunes et sont aujourd'hui plus âgés mais d'autre part sur la simplicité pour les néophytes. Afin de mettre tout le monde d'accord, le système de combat est une pure merveille (bien que lente à devenir fonctionnelle).
Ce Final Fantasy XIII est donc un jeu fédérateur, qui permet à chacun de retrouver une partie de ce qu'il aime.

A n'en pas douter il ne plaira pas à tout le monde mais il est inenvisageable de passer à côté d'un tel jeu.


(試訳)

初代FFからのファンです。FF13をクリアした今いえるのは、FFの魅力は変わっていないということです。変わった部分もありますが、多分試行錯誤(訳註:レベルアップのための戦闘や目的地を見失ってさまようというRPG特有の一見無駄とも思えるしかし自由度の高さが魅力の部分を指しているようです。)と引き換えに大人向けのゲームになっています。というのも、FF13はより深遠で大人びたシナリオにその関心をすえているからであり、それというのは以前のシリーズをプレイしたころは子供だったが今では大人となった人達を楽しませるためです。他方では新参者のための単純さも志向しています。この両者を満足させるため、戦闘システムは純粋に優れたものになっています。(機能的になるには時間がかかるけれども(訳注 :おそらく、はじめて戦闘に入るのがシナリオ進行が進んでから、ということを意味しているのかと))
そういう意味でFF13は統合者であり、誰もが愛着を持てる部分を与えてくれます。すべての人の意にかなうことがないのは間違いないけれども、こんなゲームを逃すのは考えられないことです。
  ・・・・

言葉や文化が違っても、この感想を読む限り、その感性に共感を覚えます。ゲームの中にこめられたメッセージが取り持つ世界と日本。

日本の前政権の首班の手になる著書に示されているように(欧米の有名な選手の中にも、サッカーをはじめたきっかけが「キャプテン翼だ」という人がいる)、実際、将来の大人たちが日本のメッセージを受け止めてくれていることで、確実に日本の放つ影響力は増していると感じています。

2010年3月16日火曜日

フランス絵本(Une nuit, un chat)

絵本ー「夜と猫」

 絵としては幼稚園児向けでも、台詞の読解は小学低学年といったところでしょうか。それでも知らない単語が5つくらいありました。嗚呼無残なアラサー男と仏人はいう。ネイティブからすれば小学生なのです。ハイ。

とはいえ、絵本といえども言語学習はもちろんのこと感性の涵養には重要な役割を果たします。この本に関してこんな論文もあります。

「ドブネズミによる犯罪というよりも、気づかれずに行われる父親による助けによって少しずつ息子が自律していく物語」
「字面と絵の間に現れる「影」の絵は、読者自身に自発的解釈をゆだねるものだ。」
「絵本の風景は、フランスの大都市の文化的な風景を描写している」

というわけで、自分の勉強もかねて訳出してみました。絵がないと分からない部分は想像で補ってみてください。

<以下、試訳>

毎晩、グルショ(主人公の子猫)はベッドでいい子に過ごしていました。でも、今晩は不思議な力で動かされたのです。屋根裏を乗り越え、一人で外へ出かけるのでした。
 両親はこのときを待っていました。
「やったわ。出て行く音を聞いたわ。」
「ああ。わたしもだ。ついに今夜か」
すべての猫の両親は、こんな夜―わが子が初めて一人で出かける夜―を不安に待っています。
かわいそうなわが子が迷ったりやしないか、屋根から落ちて、穴に入り込んだりしないか。最悪なことに、すでにたくさんの子猫を貪り食っていたドブネズミがその地区をうろついていたのです。
ところで、猫には、次の鉄則があります。子猫が夜、はじめて一人で出かけるとき、両親はそれをとめちゃいけない。もしそうしたら、それは猫にとっての不名誉、という・・・
  
「でも、あなたアノ子に気づかれずについていってください」
「ああ、誰にも気づかれるもんか。いずれにせよ、一晩中じっと帰りを待つなんて気が狂ってしまうよ」

夜は、楽しく、とても親しみがあり、やさしさでいっぱいです。
グルショは熱狂的で甘くめまいがするほどの弾んだ瞬間を生きようとしていると感じています。夜には、猫達は眠り、本を読み、いちゃいちゃし、散歩し、あるいはお祭りをしています。
その夜、グルショはさえない猫はいないことを目撃しました。

ほどなくして、大きなおかしな影が取り囲みます。グルショは影を恐れません、ただしそれがあまりに大きく、あまりにふつうでない場合を除いて。夜は気まぐれ。ときどき恐ろしい影を意気地のないものに与えてもてあそぶのです。

「グルショです」
「私はキティよ」
「夜一人で外出するのはじめてなんだ」
「あら私も」

ドブネズミだ!

全力で逃げる、逃げる。それしかありません。しかし、戦力は不平等です。幸いにも、ねずみはつまずき、道に倒れこみます。しかし、すぐに立ち上がり、怒りにいきり立ち、また追いかけ始めます。

いきどまりだ、とグルショとキティ。
「君は穴のみぎへ、僕は左へ行くから」

いうがはやいか、ねずみのほうはというと、、ネズミは?ねずみってなんでしたっけ?ええ?もうネズミはいない!(穴に落ちたのですー註:文字にはなく絵から解釈)
「策士よのう、わが子や」(註:影から見守る父猫の描写あり)

「なんて素敵な夜でしょう」とキティ。でも続けて、「そろそろ帰らなきゃ。」 というのも、猫はいつも夜明け前に帰るものなのです。

グルショは彼女を家まで送っていく機会に恵まれました。ハッピーでした。
グルショーとキティはまた会う約束をし、別れました。グルショーは胸を高鳴らせながら屋根へ帰り着きます。
「わが子や!」とお母さん。
「坊や」とお父さん。
「うまくいったの?」
「もちろんさ」
「どこも怪我してない?」
「うん」
「何も大変なことはなかった?」
「なかったよ、ママン。。」

それに、次の夜も出かけるんだ!

おしまい。

フランス童謡

童謡 une souris verte

童心に返って言語を習得するのも悪くない

2010年3月11日木曜日

ギリシア

この2週間で2回目の公務員大型スト

フランスの公務員もストライキ好きですが(こないだは幼稚園もストライキしてました)、ギリシア、やばいです。国家ぐるみの粉飾で欧州連合に迷惑かけてるっていうのに、自らの保身、権利主張をして更に迷惑に拍車をかけるとは、ドイツ人が(これ以上)支援したくないと怒る気持ちも分かります。

こないだ話したギリシア人の友達は、「ギリシアもドイツや日本みたく産業を持たないといけない」といってましたけど、それならオランダで遊んでないで早く帰って働け、と思いました。

個人的には、ユーロ不安→円高で、生活が少し楽になるのはうれしいですが・・・

滞在許可ゲット

ようやく、滞在許可を取得できました@移民局(モンペリエ駅近くにあり)
先週、メディカルチェック、今日発行。
実に8ヶ月かかりましたが・・・

担当官から、「もうこれ7月から有効だったことになっているから、今年の7月から起算して2ヶ月前から更新手続をしてください」

もらったと思ったら、また手続かよ。

手続が遅れたからといって、有効期間という実質を延ばすというのはできないとは思いつつも、それならもっと早くやれよ、と。

申請のためにかかった時間×時給(千円として)+申請料55ユーロ=5万円くらいかかっていると 思われますが、それだけの価値を感じない手続です。
サルコジが(違法)移民対策を強化するなら、ネットでの一部手続可能化など、手続の迅速化を図るとか、早期に手続を開始した人にインセンティブを与える(申請料減など)などをしないと、こんな割の合わない手続まじめにするのがばからしいと思う人は多そうです。少なくとも日本人のような律儀な文化を持ち合わせてない人たちにとってはよりそうだと思われる。

2010年3月9日火曜日

南仏では記録的な積雪がありました。

ニュースによれば
300日晴れのこの地域では、人々は雪に慣れておらず、チェーンを巻くのに難儀し、ある者は途中でクルマを放棄してホテルを探したり、自治体の提供する体育館で一夜を過ごしたり、学校が休みになったり、結構社会的な混乱をきたしたようです。

2日前まで真夏のような青空で、嗚呼曇天続きだった冬がようやく終わりを告げるのか・・・と思っていた矢先、突然降雪とは驚きでした。

気管支炎の方は、薬が効き、5日目くらいに肺呼吸が楽になりました。少しずつ勉強を再開しようと思います。健康第一、Vittelを毎日1.5ℓ飲んでます。

2010年3月1日月曜日

悪いことは続くもので・・・

1)急性気管支炎を発症しました。

1月以来長引いていた風邪がいよいよ悪化。家賃支払いに出かけ、帰ってきて掃除をした日の夜、息苦しく動悸がして眠れず。翌日病院を訪問。つたないフランス語で受診するも、中国語に堪能な医者でもありスムーズに了。結果左の処方ありて、これまた、各々効用いかなるかを知らざるが故に困惑。チュニジア大使館で、医務官が外国での受診には日本人の容積に適合する薬量なのか判断が難しい(特に子供)などといっていたことを思い出す。ともかく苦しいので飲んだ。すこし楽になった。


(2)インターネット途絶

突然、インターネット回線が途絶。(1)の状況下のため、苦悩するも前進すべくモデムをもって近くのオランジュ(フランステレコムショップ)へ駆け込む。事情を説明し、検査してもらうもモデムの問題ではなく、3900のカスタマーセンターへ電話するように言われる。無機質な会話を電話越しにすることは、外国語話者にとっては、実は相当に辛い。ロンドンの同期上野君もいっていたが、目の前の外国人との意思疎通は言外の表情、しぐさなどから総合的に可能だが、電話では音声しかない。インターネット接続の説明などいかにやはせむと思いつつも、電話し、なんとか、テクニカルサービスを呼ぶことに成功。(本日開通。理由はよく分からないが、説明によれば前借人の電話番号で登録されていて、そのための不具合とか。いままで6ヶ月近くもうまくいっていたのですがというと、それの方がおかしかった、とよく分からない説明をされるが、まあ、つながればよし)

(3)ベッド壊れる

もともと古い家でもアリ、備え付けのベッドの、が横から見てVの字型に曲がっていた。つまり寝ると、腰が沈み込んでしまい、翌朝激しく腰が痛い。このため、不動産屋にいったところ、買い換えてもよくそのカネは大家が負担するとのこと。やむをえないので、体調不良の中IKEAモンペリエ店を訪問し、ベッドを購入。2つ壊れているので、2つとも不動産屋立会いの下検分してもらっていたのだが、買う前に念のため購入予定金額を電話で伝えると、「あれ?一つじゃないの?」という。
いや、実際一緒に見て2つとも買い換えようって話だったよね、水道工事(後述)にしても、このベッドの件も3回督促するまで1ヶ月以上放置されてたんですけど、あんたどんだけ記憶力ないんですか。と小一時間問い詰めたかったが、息苦しいのでやめた。

配達を頼んだが、このベッド組立式であり、総重量100KG。日本式でいう2階の我が家に運ぶのは客の仕事らしく、建物の外から(本当に)死にそうになりながら担いであがる。本当に死ぬかと思った。6時間の大工仕事を完遂。

(4)水道管水漏れによる追加的料金請求(300ユーロ)

以前から水漏れがしていると不動産屋にいっていたのだが、放置されていた。彼が言うには、水道料金は大家もちなので問題ないという。3回確認したが毎度同じことを言うので、まあそれならしょうがないかと思っていたのだが、ある日電話がかかってきていわく、

「水道料金の追加請求が着たから支払いに来て」


ええ?
あーたね、水道料金は大家もちっていってませんでした?

不動産屋(以下「ニコ」という。)
うんそうなんだけど、使いすぎた分は借主の負担なんだ。


えええ?
聞いてないんだけど。まじで?いくら?


ニコ
300ユーロ。

ええええ?高いけど・・・仕方ないか。でも早く水道工事お願いしたい。

ニコ
了解。いま電話するわ。


ええ、できるならもっと早くやってくれよ。


といった感じです。
とりあえずこのくらいで勘弁してほしいところです。

英語なら知っている仏単語2

Matelas マテラ

和訳)マットレス
英語)マットレス

マテラって・・・こちらが言うときは「マットレス」で通じましたけど、相手から発せられても一読了解ならぬ、一聴了解できません。