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2010年7月31日土曜日

しゅうかんし記事

週刊ぽ○○に、以前同じ空間で勤務したことのある人が活字で掲載されました。
本人曰く「あのー事実無根です」とのことですが。

こう書くとスキャンダルぽいですが、そうでないそうで、何でも、世論を誘導している容疑だそうで。

メディアリテラシーの必要性と、それにつけてもこういった情報収集力には驚かされます。

大いなる権力だと思います。彼の場合も、世の情勢と組織の対応次第で(記事が事実無根としても)下手すればbyeといわれる可能性だって0ではないわけです。日本では。

2010年7月30日金曜日

トゥールーズ

日本語学習希望者のフランス人と言語交換しに、なぜかトゥールーズまで行ってきました。
2泊3日でした。
へとへとになったので、詳細は来週書きます。
というのも、今日はエグモルトという都市の農家に泊まっているからです。意外にネットがいけました。不動産屋の兄ちゃんの恋人の実家なのですが、つれてきてくれました。日本に遊びに来たいから今のうちに恩売り+何かのつぐないのつもりのようです。

トゥールーズでは日本茶屋と日本料理屋、byジャポネがありました。
「おおきに」というお茶屋さんでしたが、京都出身の方が経営されております。やはり日本人がお客で多いのですが、お互いなぜか日仏両様で会話してしまい、奇妙でした。
久しぶりに飲んだ「久保田」のストレート25cのおかげで臨死体験しました。

2010年7月24日土曜日

成績

ついにこの日がやってきました。





さきほど事務局のマダムから「成績を貼ったから見に来てね」との連絡が。


午前中にメールしたところ、早速対応してくれたようで、前任のマダムとは大違いです。



さて、道中。いわゆる過呼吸症候群というのでしょうか、意外と気の弱い私は、肺が苦しくなり、不整脈のような状態になりながら、炎天下42℃の中を歩いていきます。



「けっこう、うかっているかもしれないよな。がんばったし。
先生達もうらまれたくないだろうし。
マダムに会ったら、おめでとうとかいわれるかな。なんて返事しようかな。うーん」



などと考えていましたが、ふと、高校の部活顧問の言葉を思い出しました。




「いいか、どんなときも、最悪の状況を考えて行動しろ。」




ああ、そうか。落ちていたとき、この次どうするのか考えないと。


・あのキビしー先生に、留年できますか?ってフランスでなんて聞けばいいんだろう。
・ダメっていわれたら、どうしたらいいんだろう。ほかにあてあるかな。
・追試は受けられるんだろうか。
・そもそも、そういう制度、あるんだろうか。


ぶつぶつ・・・




ますます呼吸困難に陥ったことはいうまでもありません。今でも肺が若干疲れています。





と、いうわけで、今日2回目の大学(実は朝見に来ていました)




この建物の3階に、もう張り出されているわけか。と思うと、階段を上るの、一瞬ためらわれます。




ここで、アニメ「みゆき」のエンディングテーマが。




オトナノカイダンノオーボルー







いや、ちょっとこちとら、それどころじゃないんだけど。



と自主突っ込みをいれたところで、心拍数が最高潮に達しました。




あ、掲示板だ。




これじゃない。







あっちか。






・・・おお、紙が3枚はられてる。


ん?なんかよくわからないな。







数字が沢山並んでるぞ。



当方、当方と・・・・あ、あった。









ええ?





ええええ?



えええええ?






ゴ、ゴーカク?




ええっと、よろこんでいいですか?




やっほーう。






きたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。




意外や意外、成績は12.1/20 で、どうやら同級生の中では一番よかったようです。

まあでも、留学生と言うことで若干甘めにしてくれた先生もいるのではと思います。



これでおそらく大体修士号の取得はかなり確実になったのではないかと思われます。

**何が起こるかわからないフランス。留保をつけておこう。



とはいえ、まだ課題の調査報告は終わっていないので、それを執行しなければ。



来年度のことも考えないといけません。コレが結構難航しています。

うーむ。それにしてもよかった。肩の荷が下りました。



応援・ご協力いただいたみなさま、ひとまず成績はこういうことですので、この場を借りまして御礼を申し上げます。引き続き頑張ります。

2010年7月21日水曜日

キリ番7777

またもやU田君だったようです。

7720あたりから猛烈に更新が伸びていますが、U田君以外にも狙った人がいらしたのか、それともU田君がひたすら更新しまくったのか。後者のような気がしてなりません。

惜敗、小倉高校。遺憾

地元放送局での映像(こちら)

応援団の伝統が変わらず生きていることに心を動かされました。

私が現役のときは同じ相手に21-14といった試合をしていたので、3-2という結果は、実力アップの印です。
後輩達には、半世紀前の夏の甲子園2連覇の再現を期待しています

さすがフランス

こちら

容疑者は客室乗務員 仏機ビジネスクラスの連続盗難

【パリ=国末憲人】成田発パリ行きエールフランス機内で今年1月、ビジネスクラスの日本人乗客ら5人の現金計約4千ユーロ(当時約54万円)が盗ま れた事件で、仏捜査当局は同航空の客室乗務員の女性(47)を窃盗などの容疑で逮捕した。20日付の仏紙フィガロが伝えた。

 同紙によると、東京を中心にアジア各地とパリとを結ぶ同航空のビジネスクラスでこの事件以降も、客の睡眠中を狙った現金や貴金属などの盗難事件が相次 ぎ、少なくとも142便に達した。共通して、この女性が乗務していたと判明。16日に成田からパリに到着したところを拘束された。一部の犯行を認め、金に 困ってやったと説明しているという。
 警察は同紙に「多額の現金を持つ日本人は格好の標的だ」と話した。仏テレビTF1などによると、事件発生当時、エールフランス側は「持ち物の管理は乗客 の責任」と話していた。

 

2010年7月20日火曜日

地区大会ベスト8!甲子園見えた?

母校が福岡県大会ベスト8まで勝ち進みました(こちら)
(一応、高校のときは応援団員でした。硬派です。ええ。)

今年は野球部創部100周年ですし、ぜひ甲子園!

・・・という問いかけに対して現役のエースは

「それより素直に甲子園に行きたい」

と返答。格好いい。何かこういうはっきりとした目標に純粋に突き進むっていうのが好きな私はこういうの、燃えます。萌えではなく。

とりあえず影響されて週末で「タッチ」を全話見終わりました。
頑張らないとダメだと悟りました。

2010年7月19日月曜日

ニュースゼロに母校(中学)が・・・

密着取材されていたようです。1年間ほど。

こちら

卒業してから15年ほど経ちますけど(書きながら軽く衝撃)、変わってないんだなあと。

思えば、公立高校入試の1週間前に素行の芳しくない3人組に集団暴行を受けそうになり、全力で逃げて近くの雑貨店にかくまってもらったっけ。とりあえず足が速かったことを感謝しました。

かくまってといったときのおばさんのびびり具合、すごかったなあ。いや、こっちも必死ですから。後でちゃんと親と菓子折れもってお礼?にいきました。

このとき、担任の山田先生以外、ダレも助けてくれなかったと思います。体育教師もモンスターペアレント(のスペシャル版)たちの総攻撃(特攻?)を受け、最後は全校集会で

「おれにも家庭がアル」

といって注意しなくなりました。

そのほか、

・家庭科の先生が喫煙生徒を注意したら蹴られ、ショックで辞職
・理科の先生が 〃
・技術の先生が 〃                 、入院
・大半がちゃんとした制服を着て来ないので、校則上の私服化を実施
 (←スピード違反多いからってアウトバーン導入、みたいな)

中学3年の最後の英語の授業が

あいはぶあぺん

先生「これさえ覚えておけば入試で2点だ。」

おいおいおいおい・・・

・卒業式には私服警官登場。


なので、進学したければ学習塾に通わないという選択肢はなかったのです。

ところで、これってナショナルミニマム果たせてませんよね。明らかに。文部省さん、僕当時命のキケン感じたんですけど、地教行法第50条とかで適切な「指示」できます?できませんよねえ。

第一、「彼ら」を真に救うのが行政の仕事なのかどうか。いや尾崎豊かも。
空海は当初困窮する人民を救うために勉強して役人になろうとしたものの、役人に失望し、仏の道でこれを実現しようと進路変更したわけですが。文科省に失望したので、やっぱり私も高野山に入山したほうがよかったかな。俗世に未練たらたらなので無理です。


ちなみに仏蘭西では、特に貧困層の住む郊外で、この手の暴力事件は頻繁にあります。最近、学校に生徒の監視カメラを設置することについて大議論になっていました。あるフランス人は結局それは移民のまずしい子供が暴徒化するのだから、移民を排斥するのが近道といい、またあるフランス人は、移民の問題は50年前からあるが、この手の議論は最近生じている、このことだけでもいかに移民と暴力の因果関係がないかが分かるだろう、といったりしてもう神の戦いです。

・・・うちの中学は移民とか貧困層とかそこまでではなかったような・・・やはり家庭環境でしょうか。

高校に入って、一番驚いたことは、授業中にダレもおしゃべりしないことでした。なにより、誰かが消しゴムを落とす音が聞こえたのは、初めてでした。

2010年7月17日土曜日

1年

今日で渡航してから1年になります。

1年振り返ればいろんなことがあり、苦しかった思い出の方が、今のところ多いです。
仏語については、その苦労のおかげで少しは聞き取れるようにはなり、コミュニケーションも円滑になりましたが、次の1年で更に頑張ります。
中級仏語力で大学院に行くという、竹光で米軍を相手にするかのような真似をしたわけで、留学前にせめて今程度の語学力があったら・・・と悔やまれるのですが、まあ、帰国までにとにかくもっとしゃべれるように努力します。

南仏は太陽だけでなく、トラブルや不便・不快なことも日本に比べて多いので、思ったより住みづらいというのがさしあたり感想です

国内留学ならこんな苦労はしなくてすむのですが、結局「虎穴にいらずんば虎児を得ず」 といったところでしょうか。

2010年7月14日水曜日

仮滞在許可(レセピセ)ゲット

ようやく。

(窓口に並ぶまでの整理券ゲットまでの過程は省略)

窓口のおばさん「・・・」(どうやら機嫌が悪いようだ)
当方「こんにちはマダム」
窓口のおばさん「・・・」
当方「・・・レセピセもらいに来たよ」
窓口のおばさん「滞在許可の番号は?」
当方「これだ」
窓口のおばさん「今週末か来週の水曜日になるわね」

(カッチーーン)

当方「おいおい、学生窓口に6月末にレセピセの依頼をしてます。今週滞在許可の期限切れます。ありえないでしょ、その対応。云々」

窓口のおじさん「それって、ムッシュ当方?」
窓口のおばさん「ウイ」
窓口のおじさん「ぶつぶつ」
窓口のおばさん「署名だけでok」
当方「え?なに?」
窓口のおばさん「受取窓口にすでに準備しているJから、そっちにいけば受け取れる。書名だけすればね。」
当方「はあ。で、直接あっちにいっちゃって大丈夫なんですか?整理券とってないけど」
まどおば「じゃない?」
当方「(2回事前に電話したんだから、そのときいえよ・・・並ぶ必要なかったじゃないかと。)」

というわけで、受取窓口に強引に割り込んで、(外国人窓口がこっちにいけというのですとかいって。まあ本当に送ですし)無事に受け取ることができました。10月まで有効なので、また9月に入ったら更新手続頑張ります。

ちなみに、論文のインタビューでお世話になったマダムデムランの話では、エロー県庁のこの手のサービスは、100ある県庁の中で下から5番目くらいの水準だそうで、プレフェ(官選知事)は怒り狂っているそうです。

つげぐちしちゃおっかなー。
(↑たちばな流奥義「(学生営業バイト時代、自治体側のつれない態度に対して)上に上げるぞ」)

日本版ライアンエアー

「日中往復4000円?」(こちら)

欧州にはその移動の自由を活かし、格安航空がいくつか存在します。
-ライアンエアー(こちら
-イージージェット(こちら

先日、ロンドンの同期に会いに行ったときは後者、独逸の同期には前者を、それぞれ利用しましたが、往復1人200ユーロ(モンペリエーロンドン)、80ユーロ(モンペリエーフランクフルト)程度と安かったです。

上記の日経ビジネスの記事では、中国の「春秋航空」なる会社が茨城空港との間で往復4000円(最安)を7月から就航させるとのことで、北九州などとの間でも交渉を始めたそうです。茨城空港は航空自衛隊(百里基地)とスカイマークとの関係で最近有名になりましたが、そういう一定の不便さみたいなものがあります。

ライアンエアーの場合も同じで、フランクフルト空港、と名づけてはいるものの、フランクフルトからはバスで約1.5時間かかりますし、バルセロナの場合も同様のようです。また、イージージェットの場合でもロンドンといってもヒースローではなく、ガトウィックやスタンステッドなどを使います。また、空港の使用料を安くするため、搭乗口から少しはなれたところに離着陸し、そこまで徒歩ということもありますし、目的地によっては早朝深夜の便(ライアンの場合パスポートチェックのためさらに+1時間程度早く到着しなくてはだめ)を余儀なくされる場合もあります

そういう不便さや機内サービスナシ(欧州の場合は機内飲食料は有料購入)という点を差し引いても 、この格安飛行機を使えば、本当にバスのように世界を移動することが可能です。これが、アジアでも実現するとすれば、うれしいことです。例えば週末旅行や3連休で、ソウル、北京、茨城、将来的には東南アジアなどを周遊する、しかも小遣い程度の範囲内で、ということが可能になるかもしれません。

安全性の面はこの記事からは完全には分かりませんでしたが、 しばらく様子を見て大丈夫そうなら将来的には活用してみたいと思います。

2010年7月10日土曜日

火事

下の階で出火

黒い煙が噴出し、玄関から逃げようとしたが、玄関開けたら
激しい煙が家の中に。
→逃げられず。

結局、建物の入り口に置かれていたベビーカーが燃えた(らしい?)
誰かが放火したのだろうか。

しかしながら、
警察→10分後
消防→15分後

に徒歩で、悠然と到着。


おおいおいおいおいおいおいおいおい、
死ぬ。


日本の消防の感覚で5分後にはくるだろうと
思っていたのに。

しかもポケットに手を突っ込んでいました。
まだ煙が上がっていて、部屋の中では息ができないので、ベランダにいるのに

「火事はしたのほうだけだから、大丈夫だぜ!」

とのんきなコメントを下から叫び、さっていく警察官3名。

仏蘭西、やばい。

2010年7月4日日曜日

滞在許可証の更新手続

やってきました、うっとおしい手続。

5月28日に既に更新申請を受理されているにもかかわらず、相変わらずいつまでたってもレセピセ(受領証明書。コレがないと国外に出られない、というか出たら戻ってこられない懸念)の発行通知が来ないので、再度、学生窓口を訪問。

当方「あのーどうなってるのでしょう」
先方「確認します。」
先方「レセピセの発行についてパソコンに登録されてませんね」
当方「そんなこといわれても。どうしたら?」
先方「手書きの手紙を書いてください」
当方「といいますと?」
先方「県庁宛に、レセピセ出してください、というの。この窓口は今週金までで、来週からバカンスになるから、今日持ってこないと県庁に直接出してもらうことになるけど。」
当方「諾。書けばOKなんですか?」
先方「わからない。判断するのは県庁だから」
当方「(無責任な。権限移譲しろよ。)」

なんでそんな手続が付加されるのか、全く分かりません。さすが・・・途上国。

とりあえず大急ぎで近くのコピー屋に駆け込み白いA4紙をもらって、手紙を書き(辞書もなく辛かったです)、必要書類をコピーして、再挑戦。

先方「課長にみせてきまーす」
先方「課長これで県庁に判断あおぐそうなので、金曜日に結果をききに来てください」
当方「ダコ」

・・・そして金曜日(午前はやってないので、午後。)

当方「どうなりました?」
先方「県庁はOKだそうです。月曜日の午前以降、この番号に電話をかけて、いつもらえるのか聞いて頂戴」
当方「はあ・・・」

回りくどいです。少しずつアユミをすすめたということで、週末は穏やかに過ごします。

2010年7月3日土曜日

トンでも市長?

阿久根市長に知事勧告 「議会招集拒否は違 法」

あまり詳しくないのですけど、学校で習った範囲では地方自治には2種類ありました。

1)団体自治(市のことは国や県がとやかくいわず市にまかせよう)

→例外) ルール違反団体には国や県がイエローカードを出せる(勧告又は是正の要求)

2)住民自治(市のことは住民が決めよう)

 →住民は議会と首長を通じて行動(リコールも可能)

 

今回のケースですと、住民が出直し市長選挙でも選んだ人(2)なのですよね。果たしてそれを(1 )の例外措置で管理することが適切かという問題があります。そもそも知事が述べておられるとおり、現在の地方自治法だと「やったもんがち」で、是正の要求を受けようとも「しーらない」と言われたら、強制の作法はないそうです。空証文というやつです。

 

現在の制度は、今回の主役の行動が問題だとする場合には、その是正は、住民の手によってなされるべき、というのが住民自治の美しい世界なんでしょう。

他方で、法律違反を抑制したいという観点からは、スピード違反しました、あなたダメですよ、と警察がいいましても、罰金とられなきゃ抑止効果は著しく低減する予感。

 

 調べたところ、主役殿は地方自治法というのに違反しているんですね。議会を招集しないのは101条4項というやつみたいです。あと、議員さんのお手当を日当制にしたことについて、法的に正当な理由なく専決処分(本当は議会で決めなきゃいけないけど、どうしても時間がない時など市長だけで決められる)でやっちゃいましたといわれているのが179条でしょうか。これなんか参考書を読みましても「最後は市長の政治的な責任だもんね。」と大抵書いているようです。

地方自治法

第 百一条  普通地方公共団体の議会は、普通地方公共団体の長がこれを招集する。
 議長は、議会運営委員会の議決を経て、当該普通地方公共団体の長に対し、会議に付議すべき事件を示して臨時会の招集を請求することができる
 議員の定数の四分の一以上の者は、当該普通地方公共団体の長に対し、会議に付議すべき事件を示して臨時会の招集を請求することができる
 前二項の規定による請求があつたときは、当該普通地方公共団体の長は、請求のあつた日から二十日以内に臨時会を招集しなければならない。 
⑤ (略)

 

第 百七十九条  普通地方公共団体の議会が成立しないとき、第百十三条ただし書の場合においてなお会議を開くことができないとき、普通地方公共団体の長において議会の議 決すべき事件について特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるとき、又は議会において議決すべき事件を議決しない ときは、当該普通地方公共団体の長は、その議決すべき事件を処分することができる。
 議会の決定すべき事件に関しては、前項の例による。
 前二項の規定による処置については、普通地方公共団体の長は、次の会議においてこれを議会に報告し、その承認を求めなければならない




というのがまあ色々と報道されているわけですけど、今回のことの是非は別にして、物事の本質は法律論とは別にあると思うのです。

 

 

第1に、地方議会いらないかも、と思っている人(自治体)はほかにもあるようです。

【例】Z市の過去の特区提案(役所の組織を議会にかけずに決めたい)

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/bosyu10_1/061205/soumu.pdf

(Z市の意見) 首長の内部組織案が議会で安易に否認されうる現行法では、自治体の執行権を首長に託した住民の選択が無効になる可能性がある。

・・・ 2元代表制を否定(憲法違反?)しているような。

ただ、Z市と違い、今回の主役は「正面突破」です。しかしながら、手法こそ違えど、何故こんなことが起こるんでしょうねーと考えたときに、 参議院改革の議論と同様に地方議会の役割をじっと見つめる議論が必要なのではと。主役殿もそこを明確にブログで攻撃しているようです。

 

第2に、この主役の方は、住民サービスしませーん、とか、住民税激増しまーすとか、その手のことを専決したわけじゃないのですよね。職員や議員のお手当カットですね。独断で恐縮ですが、

生活保護カットとか>>>>>>>>>>>・・・>>>>公務員給料カット

 というのが日本社会の「通念」な気がします。こういう場合でも住民が選んだ市長に対して、知事や大臣がイエローカードだしちゃってもいいもんなんでしょうかね。つまり政策(財政再建)の妥当性まで踏み込んでしまう気がしてなりませんし、コレに限っては、主役殿も、おそらく多数の住民も立場を変えることは、、、ないでしょう。むしろジャッジに抗議したりして。

 

報道は、あくまで面白おかしく、奇抜な市長現る、さあどうする知事?大臣?みたいなトーンでしかないようで、この辺のことをもっと議論してもらえないですかね。遺憾。イ菅。

 

2010年7月2日金曜日

不正請求

フランスに来て以来、インターネット環境にある場合においては、クレジットカードの請求情報をインターネット上で確認することを日課の一部としています。

おかげで助かりました。

26日付けで10件!の

 不正請求 from USA ---♪(by チェッカーズ)
(ご存じない方はこちらの1:16 からご覧ください


・・いや勘弁してください。



早速カードの紛失盗難窓口へ国際テレフォン。
最初に出た男性が遺憾でした。

「えーっと、こちらは紛失や盗難の担当なんですよね。不明請求ということですと、営業時間内にーフォーユーデスクにお願いします。」

ええ?いいの?ほんとにいいの?このまま被害広がって責任取れるの?大丈夫?

「そのーここじゃ請求内容を確認できないので」

あーそう。分かりました。じゃ明日電話しますよ。

そして翌日。
時差の関係でやっぱり紛失・盗難窓口へ電話することにした。
今度はしっかりした若い女性。

「それでは今ご請求内容を確認させていただきますね・・・さらにこちらに伝票が届いていないもので請求があがってきているものが10件ほどありますね。」

えええ。10件?(思わずビッグボイス)。そのぉーワタクシどうなるのでしょう。

「当社のセキュリティが調査した結果不正請求ということが判明するようでしたら、会員補償制度が適用になり、お客様のご負担していただくことはないことになります」

はあ。で、どんな内容が着ているかを確認ですね。

「◎◎1ドル。◎◎500ドル。・・・ぎふと500ドル。お薬2000ドル・・・」


全く記憶にございませんが。。ていうかワタクシ仏蘭西におりますのに、アニ米国において薬を買うことを得んや。


結果としては、翌日セキュリティの人から連絡があり、第三者がカード情報をゲット&不正利用したと考えられるので、相手方に請求を取り下げるように手配したとのことでした。

どうやら1ドルなど、カード情報を知った 直後に本人が気づいていないか、カードが有効かなど少しずつチェックしながら大掛かりな買い物をする手口のようです。これはなかなかプロっています。

原因としては、残念ながら論文の校正会社から漏れたくらいしか心当たりがありません。アメリカの会社も使ったので、そこかなあと思っておりますが、真相は分かりません。
皆様もお気をつけください。