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2010年1月31日日曜日

戦闘機

戦闘機の過酷な加速度がわかる動画

あっという間に気を失っています。戦闘機のりは大変なんですね。
その昔100Gで訓練するサイヤ人ならいましたが、普通の人は12Gでもうさようならですか。


通常の旅客機と、C-130という輸送機、UH60Jというヘリコプターしか経験がありませんので、この過酷さはわからないのですが、F2でのスクランブル発進などいつ気を失って場合によっては命を落とす危険と背中合わせだということがよくわかりました。

2010年1月30日土曜日

ネットブック成仏

ついにエイサーのネットブックが天に召されました。
享年4ヶ月(購入価格250ユーロくらい)

突然の出来事でした。あれ、またセキュリティソフトのインストールかな?と思った次の瞬間。
彼はお釈迦宣言を出して静かに機能停止。
それから蘇生作業を試みるも、息を吹き返すことはありませんでした。

モンペリエにきて、しばらくネット難民でしたので、コメディ広場のマクドナルドに毎日通いまして、無線ランのサービスを享受しておりました。
そのためには、日本から持ってきたバイオノートでは、ちょっと重すぎてマックとの往復や、大学院の授業へ毎日持ち運びするための便宜を考え、こちらでコンパクトなノート型パソコンを一台調達することにしたのが、暑かった去年の夏のこと。

それからというもの、
あるときはスカイプ、
あるときはワード、エクセル、資料作成
あるときはインターネット、メール
あるときは動画再生、

ほとんど24時間戦えますか日本人並みの働き振りをしてくれたエイサー君。
君は最高でした。
たったメモリー1Gなのに、よくぞここまでやったと思います。。

エイサー君、それでも君のあまりの夭逝に、言葉を失っております。
しかしながら行く川の流れは絶えずして私もまた歩き続けなければなりません。
これからは、hpのハイスペックなノートパソコンを導入して、君の分までがんばってもらう所存です。
(メモリ3G、対価約500ユーロ)
君はいつも2時間の授業の後半に充電を必要としたけれど、彼は7時間連続運転してくれるそうです。時間が空いたときに語学学校に通う資金が当面なくなっちゃったけれど、優秀なノートの導入で君を失ったショックを埋めます。


FNACに久しぶりに行って驚いたのは、この4ヶ月でずいぶんパソコンが入れ替わっていました。どれもみんなウインドウズ7かビスタを搭載しているし、値段も50ユーロは下がっている・・・(セールだからなのかもしれませんけど)

ゆきかふ年もまた旅人なり、ですね。

2010年1月29日金曜日

沈没

社民主義の先生、試験には厳格な雰囲気でした。
ほかの4人も20点中 10点から12点(当方は最後に受けたので、机上の成績が見えたのです)
あの雰囲気では恐らく10点を割り込んでいるはず。嗚呼。


社民主義のモデルについて、というお題をもらって10分準備。その後質疑。

社民主義が何故北欧で定着したのか。・・・ってそれ授業でやりましたっけ??


最後にこれまで社民主義の勉強をしたことはないのか、と問われ、ないのでありません、日本では社民主義はこれまであまり云々と(相手が社民主義の活動家であることを忘れて)余計なことをいってしまった気がします。

ほかの授業の成績でカバーできればいいのですが。。。
言い訳をすれば木金で授業して翌週木曜日にテスト、ではどんなに頑張っても準備に制約があるよね、ということです。ペレス先生の準備は1か月はやりましたし。。。


とりあえず、試験はすべて終わったので、残すは論文のみです。これを立派に仕上げれば、きっとこの失敗を取り戻せる(はず)と思って頑張ります。

2010年1月25日月曜日

Parti socialiste

欧州の社会民主主義政党についての授業が始まり、終わりました。
1日6時間×2日連続。
教授の部屋で授業で、家の丸テーブルみたいなのを囲んで彼のマシンガントークをひたすら聞き続けるというものでした。

担当教授は、学部で一番偉い(政治学科を創設した)ポール・アリエス氏(65歳)で、彼はモンペリエの社会党の活動をやっているので(政治家)、忙しいのだそうです。


同級生がいうには、なんでもモンペリエをここまで大きくした(現在人口もフランスで8番目ですが、以前は新市街地もなく、二桁だったとか)モンペリエのドンに戦いを挑んで、比例名簿から追い落とされたとかなんとかいっていました。
確かに、地元紙(midi libre)にも頻繁に登場している・・・

ともあれ、おじいちゃんなので、とても感じがよく学生のことを孫のように扱っている感じがしました。
休み時間のたびに私にも「ついてこれているか?」などと気を使ってくださいました。

で、試験が木曜日に行われますが、口述試験なのか筆記試験なのか、議論になりました。
アリエス氏はどっちでもいいけど、といっていて、同級生の一人が、当方が一番ハンデがあるから、彼に決めてもらおうといったので、私は個人的には筆記のほうが樂だと言いました。

しかしながら、休み時間の間に、学生たちは筆記試験より絶対口述試験のほうが楽だ、なぜならもし筆記で分からない問が出たら終了だが、口述なら彼は優しいので問を変えてくれる、何より筆記は5時間もあり長い云々

さらに、アリエス氏は、言ってみれば学内のドン的存在なので、廊下に出てざっくばらんにほかの教授、特に口述試験については既に実施済みのペレス氏と相談したようで、戻ってきていわく



ア「君は先週ペレス君の口述試験を受けただろう?」


当「ええ。(それ思い出したくないネタなんですけど・・・)」


ア「ペレス君は君の口述回答は悪くないといっていたぞ。」


当「うひょ?」


悪くない、ってことは???



ペの単位キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!?




ア「幸いなことに、彼は驚いていたよ。だから口述でも君にとって難しすぎることはないだろう。ま、わしにはどっちでも対応できるがね」



ヒエラルキー的に
ア>ペなので、ペがアの判断材料を提供する上でうそをいうとは考えられないので、ペの評価は少なくとも不可ではないことが判明しました。(ペ的にはアがまさか直接わたしに告げるとは思ってなかったでしょうけど、そういう細かいことは気にしないのが、なんとも政治家っぽい)

というわけで、また口述試験にトライすることになりました。

今度は録音をカイト君とマーク君に渡して二人がノート作成をしてくれる(フランス人同士は競争があり、直接連絡を取り合わないのが微妙なところですが・・・)ので、短時間ではありますが、頑張ります。

2010年1月19日火曜日

筆記試験と口述試験終了

●月曜 9時ー14時  南欧諸国の政治体制と国家(筆記)

(問題)
Peut-on comprendre les regimes politiques et les Etats?
「政治体制と国家とは何か」

授業で話されたティリー、バーンボム、リンスの研究内容についての口述筆記を8割くらいフランス語で暗記していきました。
(カイトくんというクルド出身の同級生がテープおこしをしてくれました。ありがとう。)

要は、強い国家(フランス)・弱い国家(イギリス)とユダヤ統合問題・・・(バーンボム)、権力と資本の集中度合い(ティリー)、スペインの権威主義→民主主義と周辺地域の問題(リンス)について国家(官僚制とか)と政治体制(権威主義、全体主義、民主主義など)と関係で叙述すればOK

(と思う)

テープおこしを絵にして記憶し、あとは大事なところを読経の要領で覚えました。辛かったけれど、フランス語の勉強になりました。仏作文力は結構上がった気がします。

最後に、日本に適用した場合について明治維新以後の歴史との比較を加えておきました。

単位を落とす心配はない、と思います。


●火曜 14時15 アイデンティティの政治(口述)

学科長でもあり、授業も常に厳しいペレス先生。見た目は御茶ノ水博士をつぶしてかっこよくした感じ。


<試験勉強編>

大学入試以来一番勉強したかもしれません・・・
授業の録音をアイポッドに入れて、何度も聞きながら、ノートをとりました。これもリスニングの練習になりました。
と同時に、授業中には断片的にしか分からなかったけれど、今聞きなおすと大半が理解できるようになっていました。それなりには上達するものだなあと思いましたが、それで十分なわけでもなく。



<本番編>

まず授業で読解した18こ論文のうち、一つの抜粋の紙をくじで引き、前の人が試験受けている間にほかの部屋で準備(10分)。
アーネスト・ゲルナーの民族とナショナリズムの章でした。(伊藤君、ありがとう。)
とりあえず書いてあることが分かったのでうれしかった一方、勉強した内容をすべて詰め込んではきだすべく色々脳みそをフル回転したら10分は一瞬です。

で、次に本番も10分。


(ペ)さあ、はいって。(ペの研究室へ)
(当)(座)
(ペ)どうぞ。
(当)(読み上げ)
(ぺ)君のテキストは、誰のっていった?
(当)ゲルナーです。
(ペ)民族を作るのはナショナリズムであるという考え方は何を意味していますか?
(当)しどろ
(ペ)想像の共同体における主要な要素を述べてください
(当)もどろ。巡礼と出版です。
(ペ)それぞれどのような観点からアイデンティティと関連するのですか
(当)どぎまぎ(フランスにおける市役所や学校と同様に公務員の巡回が共同体意識を高め、出版は同じ地域におけるニュースのあまり遅くない共有によって同じ機能を果たします)
(ペ)communaute imaginaire はアイデンティティ形成にどのように役に立つか。
(当)知らない人と以下略
(ペ)モレロのアンケート手法とは何か
(当)それは誤解でリンスが開発した手法です。
(ペ)何を計測することができるか。
(当)地域や国家への愛着の度合い。
(ペ)質問の仕方を具体的に。
(当)完璧バスク、どちらかいうとバスク、
(ぺ)何に比べてどちらかというと?
(当)エスパーニュ
(ぺ)エスパニヨル
(当)あ、ウイ。次にどちらかというとエスパニヨル、完璧エスパニヨル
(ペ)死のモニュメントがアイデンティティ形成にどのような役割を担うか。
(当)エリアスによれば国家の暴力機能を隠すことに寄与しており、ぺによれば、第3共和制下において国家アイデンティティの構築のために地方の風景に組み込まれたディスクールです。
(ぺ)具体的にいうとどのようにアイデンティティの構築に役に立つのか。
(当)えーと、まず歴史的に、ユルゲンウエーバーが云々
(ぺ)アイデンティティがもつ3つの機能を述べよ(パソコンからピーと呼ぶ音有)
(当)ええ?
(ぺ)あ、10分たった。おしまい。


ほとんど表情一つ変えず、退屈そうに質問をぶつけてきました。
出席点もあるので、多分大丈夫かなあと思いますが、相場感覚が分からないので、やはり不安です。


(総評)
書くほうは時間があるのでまだしも、しゃべりは練習不足もあり、日本語でならいえるのに・・・と思いながら答えることが多かったです。言いたいことの半分も言えていません。
とはいえ、2つとも勉強しがいのある内容で、面白かったです。

2010年1月16日土曜日

ゴードンレポート

ゴードンレポート

今では古典となった、最近流行の大学ランキングのハシリです。

モンペリエ大学は10位に位置づけられています。
そんな時代もあったねと(以下略


上海交通大学の発表している最近有名な大学ランキングについて、私の大学入学式の祝辞で、学長が

「学問の府に関し、スポーツジャーナリスティックな基準を持ち込むことに憤りを感じ、(参加に応じないと)あきらかにけんか腰の手紙を書いてしまいました。」と述べていたのを思い出します。(その後、現在では参加しています)

ちなみに、この学長はフランス研究者アンド奥さんフランス人でした。
得意技は「齟齬の誘惑」
さもありなむ。


実際、ゴードンレポートも、フランスの場合、医学部の評価に呼応している気がしますし、社会科学系だけで見た場合、当然地域性が研究内容を大きく異ならせたり(南仏政治学ではスペイン、イタリアがメイン関心など)、質的評価はできないと思うのですよね。

日本での大学評価は入試の難易度とかそれに応じた「就職力」などの評価も併せ持っている気がしますし。

monopole du coeur

イコノグラフィーの政治第2回。
仏大統領候補の舌戦におけるテレビジョンの登場効果。

その1.「国民のハート」
ミッテランVSジスカルデスタン

↑ここから見られます。

1分以上ミッテランが色々と批判をしています。長々長々・・・

それに対して、ジスカル一言、


「ミッテラン、あなたは国民の心をつかんでいません。そう、つかんでいないのです」
(vous n'avez pas de monopole du coeur, vous n'avez pas.ブナベパドモノポルド・クー、といってます)見たことのない方は上のリンクからぜひ見てください。これはかなり印象的です)


議論の流れをすべて覆したという一言として有名だそうです。

これをいうときのジスカル、顔の前で手のひらを組んで、眉毛をピクピク動かしながら、得意げに、「モノポル・ド・クー。ブナベパ」といっています。

先生は、ここを3回くらい巻き戻して、ここだ、この眉間をよく見ろ、といってみんなを笑わせていました。


その2.ええ、まったくあなたのおっしゃるとおりだよ、『首相』。
ミッテランVSシラク

↑これもコチラのリンクからごらんください。

ミッテラン大統領に挑戦したシラク首相に対して、ミッテランはひたすら「首相、それは・・・」「あなたは首相としては。。。」と繰り返します。


これに業を煮やしてシラクは


「やめてください。ムッシュミテラン。今夜は私は首相ではない。我々は平等だ。二人の大統領候補者だ。あなたのこともミッテランさんと呼ばせてもらいます」

うーん、怒ってますね。でも、確かに、そりゃそうだ、と思わせます。


が、しかし、
このときです。

まってました!とばかりにミッテラン。


「まったくおっしゃるとおりだよ。『首相』。」

vous avez tout a fait raison, monsieur le premier ministre.(ブザベトゥタフェレゾン、ムシュプルミエミニストル)


要は、「釣り」だったわけです。
君は首相であって大統領にはなりえないのだよ、とでもいいたげです。それを演出的に表現するための釣りにシラクは見事に引っかかってしまったのです。

これも、この一言で(?!)シラク一発退場。


ちなみに、こういうのを見ていると、どうしても、「米百俵」、「人生色々、会社もいろいろ」とかいうせりふを思い出してしまいます。

2010年1月14日木曜日

文化政策ゼミ終了、イコノグラフィーゼミ開始とか

南欧文化政策ゼミが始まり、終わりました。
金1回目、月スペイン・ギリシア 火イタリア・ポルトガル 水まとめ。
ポルトガルを担当しました。
参考文献がない(ポルトガル語以外)ことで苦労するも、勉強になりました。

・サラザール体制が74年のカーネーション革命で終了する前から、グルベンキアン財団というのが実質的に文化省の役割を果たしていた、
・リスボンとポルトに人口集中しており、自治体の能力がまだ低い
・独裁体制時代の検閲の影響もあり、現在でも識字や読書率が低い

などほかにも微にいり細にいること多々
・・・ポルトガルといえば、ザビエルしかしらなかったので汗


今日からは、イコノグラフィーというゼミです。
無理やり詰め込んでまた3日で終わるというパターン・・・
(15-19時)

第1回目は、100枚の政治家や政治的なスライドを見て、解釈講釈。
例えば、
ーメキシコ五輪で、黒人男性2人がこぶしを突き上げ表彰台でうなだれている写真












解説は、ここに載っています。
黒人差別に抗議して米ナショナルチームから除名など


  1. ルイフィリップ王、ドゴール、・・シラク、サルコジの公式写真の変遷













・・・学生たちは、「旗より背が低い」といって笑っていました。


  1. ー風刺画

など。

五輪写真についての写真については、

・枠のとり方(遠くからか、ごく近くか、ごく近い写真では、満足してないているようにも見えるなど)
・カラー写真と白黒写真の使い方(白黒を使うことで、悲しさ、歴史性の演出)
・アングル

などの議論を提起していました。


大統領の写真は、シラク以前はみな図書室で、真正面を向かず、ドゴールは憲法と歴史の本に右手を載せて、軍服を着ています。シラクはエリゼ宮の前でしたが、サルコジになってまた書斎にもどってきました。権威、権力の由来、変化、教養のある、などそれぞれに意味があるとのことです。


そこで、熊本県知事を思い出しました。
政治家のポスターの解釈。













人物についてはコチラ→「私が学問にめざめた時

・・・彼は以前、大学教授をしていたのですが、思えば政治過程論というのを担当しており、ゼミでは政治家のポスターなどを集めさせたり(出版もされている)面白いことをしているなあと思っておりました。ルーツは、日本人学生とおもえないほどの苦労人でありつつも、おそらく天才だったので、豚の精子の研究から一転、ハーバードの政治学博士をとって、日本にもどって政治過程論、その研究を実践して知事になったというわけです。



ちなみに、私の場合、大学4年の最後の試験期間、卒業を確実なものとするため彼の授業を予備的に一夜漬けで受けた記憶があり、慙愧の念でいっぱいになりましたので、この機会にレポート書きもかねて彼の著作を読んでみようと思います。

2010年1月8日金曜日

フェミニズム最終回と学生たち

今日はこれからフェミニズム最終回のゼミに行ってきます。

本日〆切のレポート(3000ワード)は既に提出済なのですが、今日の課題論文発表を宣言しておきましたので、頑張ります。

さて、フランスの先生・学生について。
昨日文化政策の第1回ゼミがありました。
1名欠席でしたが、皆元気そうでした。

先生は、第1回目は自分がプレゼンテーションする、とメールに書いてわざわざ送ってきたにもかかわらず、いや、一回目から(欠席の者が担当することになっている)スペインの文化政策の発表のはずだ、といって態度を硬化させていました。

いきなりかよ・・・

しかし、私、先生からのメールはすべてプリントアウトして持参しておりまして、ムシュ、これみて、といって渡すと、あっさり

「イグザクトモン(確かに)」

となります。

まあ、いいのですけど、この紙がなかったらと思うと少し遺憾。


終了後、明日の(今日の)フェミニズムの授業、英語の課題論文が2つ残ってたよね?と同級生にいうと、

「え?もう終わってるでしょ、明日はレポート提出して授業うけて終了だよ」

と口をそろえます。

いやー授業計画を見ると、最終回にもきちんと2つスペインのフェミニズムに関する論文が掲げられているはずなんですよね。

当方「これ、なんだけど」

各位「いやいや、ないない」

当方「ええ?ないとおっしゃられましても、ですね?そのぉー困るんですよね」

・・・しかし、みんなもう関心がないようです。
確かに、私は2回発表を担当した後、前回1回休場していますので、そのときに4つもすすめたのか?!
という可能性もあり、不安になってきました。

準備してきた作業がパーになるのも馬鹿らしく、もしそう(みんながいうとおり課題論文が消滅した)なら、メールで別途教授に送って成績の底上げにつなげようかなどと思いながら、先生にメールで質問しました。

当方「マダム、明日の授業に向けてこれを準備しているのですけど、同級生はこれが終わったといっています。その場合、明日は何を準備していけばよいですか。

教授「あなたの意見が正しい。明日はスペインの2つの論文を扱います。みんなに転送してください」

・・・やっぱり。。。。



学生諸君よ、お前(たち)もか。




たしかに、いろんな同級生から、しばしば、

「明日の授業何時からだっけ?」
「レポートの制限文字数何文字だっけ?」
「明日授業あるの?」

というメールを受信します。
あんたら、関心薄すぎちゃうの?といいたい。
けれど、先方からすれば、私が正確すぎる、ということなのかもしれません。
決して日本人の中では細かい性格ではない方のはずなのに。。。遺憾。

2010年1月7日木曜日

航空券

ライアンエアー

 激安の航空会社の1つです。
 先日、フェルナンドから教えてもらいました。
 安い。
 モンペリエ→ブリュッセル(ベルギー)が、14ユーロ。 とか。

 彼は、これを利用して、冬休み、ドイツ、チェコ、オランダ、イタリアとイギリスを旅行したそうですが、全部で5万円くらいだったそうです。一番高かったのが、パリーモンペリエ間のTGV(新幹線)代とのこと。

 フェルナンドの嗅覚に万歳。

 EU統合政策を学ぶ上で、スペイン、アイスランドやギリシアにも行きたいのですが、こうした航空券を用いれば、交通手段は安く上がりそうです。
 
 とはいえ、渡航先に制約があるため、この3カ国はいけません。

シェンゲン条約(≒EUの間ではほとんど国境がない)との整合性をどのように理解すればよいのか、まだよく分からないのですが、とにかく、地理的にもパリより近いバルセロナに行けないという現状です。

 アイデンティティの授業で頻出のバスクやカタロンにもいけません。

 先生「当方、カタロンにいったことがありますか」

 当方「いえ。」

 先生「このテキストを理解するには地域のことをよく知らないと難しい。ぜひ一度訪れなさい。ここから遠くない。それまではマップで確認するとよい。」

( 当方「はい。しかしーそのー旅券上制限が云々」 )←ここ妄想

 となります。

2010年1月6日水曜日

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします。

今年は、試験を乗り切り、論文を書き上げ、修士号取得という十字架を返納することにより、さらに伸びやかなる研究及びフランス語にとどまらない語学学習若しくは広範なる「知」見・「徳」見・「体」験の獲得に専心できる年としていく所存です。

フランスでは正月、という感覚はあまりないのか、1日のみ休みで、2日からはだいたいどこも開店しています。その点では便利です。

ところで、
本日、県庁へ行き、ようやくレセピセ(あなたに滞在許可を発行します旨の持参人受渡式引換証券)を入手しました。

またもやアクシデントが二つほど。
1つめは、まあ私のせいです。
整理券をゲットしてから家にもどってゆっくりしてたら、番号を20番も過ぎていました。

当方「(やっべーまた明日出直しかな・・・いや、でもだめもとで窓口に突撃してみよう。)」

当方「すいません、番号過ぎちゃったんですけど・・・」

窓口「あらら。びっくりだわ。(となりの窓口の人に)ねえねえこの人番号過ぎてるんですって!」

当方「ごめんください」

窓口「眠ってたの?(笑」

当方「え、ええ。そうなんです、すいません(ということにしよう)」

窓口「じゃパスポート出して」

・・・やったー。というわけで出されたレセピセにサインして終了。

2つめ。
ルンルン気分で家に帰ってレセピセをよく読んだら、
住所とか身分事項とか色々とタイプミスが・・・・
いいのか。
こんなに適当でいいのか。
なぜ母親の名前が旧姓なんだ。。
まあ、いっか。とりあえずほんちゃんの滞在許可証が早く出来上がることを祈っております。