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2009年7月30日木曜日

Le cours d'ete a commance!!その2

(28日)
  午前9時、クラス分けの試験。
  文法問題とか、作文問題とか。
  驚くことに、ペラペラだった欧州人たちは、ペーパになるとまるきりおとなしい。

  作文問題については、3題あり訳すればこんな感じです。(所要20分)

1)あなたが今回初めて旅行した国があると仮定します。その国で、何をしたいですか。
 その国の何が好き/嫌いですか?
2)あなたは1)について、学校新聞に記事を書きます。旅行で得られた経験(よき/恐ろしい)
 に触れつつ記事を書いてください
3)あなたは1)について、大学教授に報告します。文明論の観点からあなたの国との比較で
 その旅行から得られた体験を敷衍してください

 ・・・詳細は省略しますが、ひとは口に入れるものから構成されますので、食文化は重要です。
私は今回A国へ行きました。A国では犬を食べていました。日本には犬肉商店はないので、彼を食肉とみなすとの新たな見方を体得しました。これは私にとって カタストロフィーでした。翻り欧米人にとって生魚食がレアなこと、戦争など非常事態に際してはあらゆる物が食糧となることも想起して、所変われば品変わる と思いなおしました。それは自分自身が食用となる可能性への誘いさえ感じさせる体験でした。
 といった半分冗談交じりの文章で乗り切りました。何せ20分しかありませんから。

ー筆記が終わると、そのまま別室で教授による口頭試験。

 どこから来たの?何しに?仕事してるね、何をしてるの?
 文明講座に興味は?村上春樹なら私も読んだけど、カレは何をいいたいの?
 
・・といった具合に質疑応答。
 教授「あなたはクラスC(うえから2番目)が適当でしょう。一番上はちょっと難しい。記述試験ができていれば私の意見ではCクラスに入ってもらいます。これは挑戦です。修士を目指すならぜひ頑張りなさい。」と
 当方「口頭表現が苦手なので、あまりレベル高いクラスでは懸念が・・・」(注:墺太利のトラウマ)、
 教授「言語には4つの能力があり、それを均等に育成します。心配ない。」
 当方「ダコ!」(本当か?!)

 そのほか、教授によるオリエンテーションや軽食パーティがありました。
 
 掲示によると、クラスCに入りました。例の墺太利も同じクラスです。なぜ・・・?!

(続く)

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