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2009年10月9日金曜日

英語の授業にみる彼我の異同

度重なる徹夜にもかかわらず、課題読書の消化不良による自信喪失・意識朦朧のため、更新が遅れております。激励をいただいた皆さんありがとうございました。

ところで、英語の授業。
どうやら、数ある授業、ゼミの中で、これだけは、究極劣等生にならずにおられそうです。
レベルとすれば、ジャポンの高校生程度。会話が含まれる分、若干難易度が上がります程度。

先生は、イギリス人女性で、民間語学学校から派遣されている模様。

1時間目としては、
文法のテスト(福岡県立高校の入試問題より易)、ABCの読み方、BBCニュースをどの程度聞き取れるか、の確認で終了。

自己紹介英語編も実施。
ジャポンにいるときと違って、外国語で話すことに「もじもじ」しなくなった分自己表現できた一方、フランス語で平生暮らしているため、『言葉の切替』がうまくいきません。(脳内反応野が違うのではないでしょうか)

すなわち、
「アーユージャパニーズ?」
「ウイ。あ、イエス」
ということです。

ABCの読み方というものについては、最初「冗談でしょ?」と思いましたが、
フランス人にしてみれば、相当苦手なようで、というのも、第1外国がドイツ語、スペイン語、など英語以外のものなので、Jをヨットと読んだりする人もいました。
 。。。考えてみれば、漢字(CHINESE LETTER)だからといって、日本人にとって、中国語読みが簡単というわけでは、ありませんね。英語の読み方は、日本(EIGO)、中国(YINGYU)。

クラスメイトの一人がいっていました。
日本に旅行した友人いわく、フランス語も、英語も通じない、日本語しか通じないと聞くけど、フランスも一緒だよ。日本語も、英語も通じない。フランス語しか通じないんだ。と。

彼らは、フランス語で書かれた(翻訳を含む)ものは熱心に読みますが、英語で書かれたものはあまり読まないようです。そして、英語に相当苦手意識を持っています。そのさまは、日本人にとって、相当共感が沸く類の様子だと思います。

他方、日本の側も、文型の学問について、日本語だけで論文を書いたり、意見を主張したりするだけでは、閉じた効果しかなく、法律の英訳は進められていますが、特に歴史学をはじめとした学術的で、国際発信を要する事項については、英語やフランス語で積極的に書くことが、重要なのかなと感じました。
その点、報道に関して新華社はフランス語版もあり、圧巻です。日本国政府のHPも20ヶ国語くらい準備しないと。。?

こういった日記類も、読まれたければ、英仏交えてかくべきなのでしょう。

外務省の報道官には、外国記者の質問に対して、その記者の国籍に応じて、回答に用いる言語を使い分ける方があったそうです。(スペイン記者にはスペイン語、ドイツ人記者にはドイツ語、と)

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