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2009年10月27日火曜日

国家と体制

 (同一憲法(constitution)下で、)国家(Etat)の連続性を維持しつつ体制(regime)の変化を見る国の例を挙げなさい。

  エリート論がご専門のGENIEYS先生は、アメリカのNEW DEALがそれにあたるかどうかを題材としてあげました。それとの比較として、フランスVICHY政権、戦後東西ドイツ、フセイン前後のイラク、ボスニアに言及。

  日本のことを聞かれました
   戦前・後を比較して、エンペラーの位置づけ・政府・国会議員の連続性など。
   憲法起草は実質的に米の手によることについては、ドイツも似たようなものだとの話で、極東軍事裁判で首相が絞首刑になったことについては、一同驚いていました。いやいや、貴国からも判事が加わっているのですが。

   日本の場合、同一憲法下、との条件だと、憲法学説の中でも改正手続に則った改正について論争がある(八月革命説云々)うえ、立憲君主制(と言っても差しつかえない)の性質が同一か否かを論じるのはやや込み入ってくるので、アジアからとる事例としては、中華民国台湾の誕生または国家承認が中国に移った際の台湾もしくは民主化前後、それとも韓国?からがいいのではないかと夢想をはじめております。

   インドシナ半島は、植民地時代のこともあり、比較的詳しいようですが、日本周辺については、やはり関心が薄いようです。パリ政治学院BOUISSOU先生のような日本専門家もいるにはいますが。。(政権交代について答えるビデオ

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