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2010年11月17日水曜日

胡蝶の夢

時々、分からなくなることがあります。
いったい、こんなにも違う文化の国と、どうやってかかわり続けていけばいいのだろう、と。

日本人であること、慎み深く、他者を思いやり、和をもって尊しとなす。これらすべてかなぐり捨てれば、「フランス人らしく」なることができます。

しかし、今度は、日本に帰ったあと、「日本人らしく」元通りに戻れるのか、不安になりそうです。

そのように逡巡して、ふと、高校で学んだ荘子の「胡蝶の夢」の一節が想起されました。

・・・知らず、周の夢に胡蝶と為れるか、胡蝶の夢に周と為れるかを・・・
全文その他


無為自然、生々流転に惑わされることなく、万物斉同の世界であるがままに行きたいと思います。



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