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2009年11月10日火曜日

時間割

大学院の1学期も後半戦に突入しました。
イタリアの政治が修了し、今週来週でスペインの政治(発表・・・)が、来週再来週でEU政策(英語)集中ゼミが、終わります。かわりに、水曜日からフェミニズムのゼミが始まります。

ところで、モンペリエ第1大学の政治学修士研究者養成課程では、教授も事務局員も同様に個室を1つずつ与えられており、その並びにゼミ室(salle de Linzという名前でした。写真まで飾られており、ここはいわばリンス学派に属しているようです。今頃初めて知りました。)があります。

事務局長のフェルナンドバーブリーさんが、毎朝鍵を開けてくれたり、ホワイトボードを消してくれたりします。彼女がバカンスの場合、9時開始の授業で9時前についても、しばらく教室外の廊下で教授が来るのをじっと待っていなければなりません。また、授業に必要な資料印刷や時間割策定も彼女の仕事です。フランスでは、このあたりの役割分担がかなり歴然としているように見受けられます。例えば、大学の先生に受入状を書いてくださいとお願いしたときも、先生からではなくフェルナンドさんから返信が来ましたし、教授都合による時間割の異動なんて教授間でやればいいものをフェルナンドさんに一任といった感じです。
しかし、そこはフランス、フェルナンド氏も適当に受け流します。しばらくホワイトボードが拭かれていなかったり、時間割が第1次世界大戦終戦日で休みのはずの日に入っていたり、我々学生向けメールが76ポイントくらいの大きな文字で送られてきたり、と仕事が雑?になります。(被害者は、われら学生なのでは・・・という気がしますが)

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