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2010年9月11日土曜日

ルーマニア人の追放

フランスではよく見かける物乞い、いわゆるジプシーですが、大部分がルーマニア人ということで、フランスでは8000人を国外追放しようとしています。これに対してEUがNOといったというのが今日のTF1でニュースになっていました。

域内の移動の自由があるEU内での国外追放(しかも追放による移動料金を本人に請求)というのは、やや荒っぽいような気がしました。

南欧は気候がいいので、多くのジプシーが流れ込んできます。

結果、道端のいたるところに、乳飲み子連れの母親が座り込んで

「ムッシュー、ドネモア、シルブプレー」(かねください)

といってくるわけです。
生意気な坊主になると、挑戦的にカネをせびってきます。追放したくなる気持ちも分からないではありません。


ニュースでは、南スペインの成功事例を取り上げていました。
追放するのではなく、社会に統合する試みが成功しているのがスペインにあるとのことでした。

要すれば、
・無料での宿泊施設を事実上貸与しつつ、社会のルールを教える。
・そのかわり物乞いをやめるよう署名
・読み書きを教える
・こどもを幼稚園や学校に通わせる手助けをする

理想的な政策なのですが、一番気になったのは、「あれ、スペインって財政的にそんな余裕、あったっけ。」ということです。

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