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2010年10月1日金曜日

フランスの社会保障に関する記事(フィガロ10月1日付)

今日のフィガロに、
 
「フランス人は、彼らの健康に金がかかりすぎていると判断している」(原文)

との記事が載っていました。



フランスでは、社会保障に加入していれば、基本的な医療は全て無料。出産も無料。と聞きます。

ところが、そのかわり、負担金がべらぼうに高いわけです。

記事によると、「フランス健康治療調査」(Ipsosというそうです)では、フランス人の69パーセントが高いと、22パーセントがとても高いと判断しているという結果が出ています。それでも社会保障の赤字は増えているとのこと。



さらに、記事によると、「やはりフランス」という部分が次のくだり。



しかし、フランス人はあまり知らない。高齢化や医療技術の進歩よりもはるかに、不正行為や制度の濫用(注:医療機関によるレセプト不正請求などのことか?) の結果として、負担金への上乗せが高くついているということを。




あわれ。フランス。まじめに生きた方がいいよ。きみら。連帯の国、というわりに、全員がフリーライダーになったら国が成り立たない、ということへのまなざしがかけており、その意味で公共心が欠如しています。

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