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2010年6月15日火曜日

ナタリー

テンション高いCNFPT(全国地方公務員センター)モンペリエの司書さんナタリー(推定40代後半)と面会

彼女にフランスの地方公務員の流動性に関する実態統計の収集を依頼しておりました
(午後は帰ってしまうというので、あわてていってきました。)

受付「ボジュー。」
当方「ボジュー。ナタリーに会いたいのだけど」
受付「約束はありますか」
当方「ええモチロん」
受付「何時ですか?」
当方「時間は決まっておらずこの午前中なのですよ」
受付「ナタリー。あ・・」
当方「どうしました?」
受付「すぐに来るそうです笑」
当方「わかりました」

テンション上げ上げなおばさんナタリーの登場。

ナ「ようこそ、わたしの図書館へ!!!!!」

ご存知でしょうか、チェッカーズのブルームーンストーンフォエバー
あれです。両手広げー♪

そこまでラテン系の歓迎をされてしまった私ですが、笑顔でメルシーというのが精一杯でした。

しかして、彼女は有能で、パソコンの使い方もハイスピード、話に出てきた書類も20秒で出てきました。
仮説ですが、日本の総中流社会と異なり、フランス(だけではないかもですが)では個々人の教育水準が階層化されている。そのため、同じ公務員とはいっても、郵便屋さん、電気屋さん、県庁の移民窓口、県庁の人事課、地方公務員センターの司書では、単に職歴、学歴のみならず、文明化の度合いまでも異なっているのではないか。
と思わされることが多々あります。

それゆえ、最近、人との会話では、なるべく接続法を用いたり、過小ながらフランスの第3共和制やギリシアの哲学者の話を持ち出したりしつつ、自分は文明人であることを証明しなければと努力しようとしています。(そうしないとツマラン奴と思われ、話を聞き出せなかったりします)

他方で、そういう話があまり得意ではない人に間違って話を振ると、今度はめんどくさい奴だと思われ、話を聞き出せなかったりします。



ただ、基本的に、日本人への評価は低くないようなので、あまり肩肘張る必要はありませんのですけども。

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