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2010年7月19日月曜日

ニュースゼロに母校(中学)が・・・

密着取材されていたようです。1年間ほど。

こちら

卒業してから15年ほど経ちますけど(書きながら軽く衝撃)、変わってないんだなあと。

思えば、公立高校入試の1週間前に素行の芳しくない3人組に集団暴行を受けそうになり、全力で逃げて近くの雑貨店にかくまってもらったっけ。とりあえず足が速かったことを感謝しました。

かくまってといったときのおばさんのびびり具合、すごかったなあ。いや、こっちも必死ですから。後でちゃんと親と菓子折れもってお礼?にいきました。

このとき、担任の山田先生以外、ダレも助けてくれなかったと思います。体育教師もモンスターペアレント(のスペシャル版)たちの総攻撃(特攻?)を受け、最後は全校集会で

「おれにも家庭がアル」

といって注意しなくなりました。

そのほか、

・家庭科の先生が喫煙生徒を注意したら蹴られ、ショックで辞職
・理科の先生が 〃
・技術の先生が 〃                 、入院
・大半がちゃんとした制服を着て来ないので、校則上の私服化を実施
 (←スピード違反多いからってアウトバーン導入、みたいな)

中学3年の最後の英語の授業が

あいはぶあぺん

先生「これさえ覚えておけば入試で2点だ。」

おいおいおいおい・・・

・卒業式には私服警官登場。


なので、進学したければ学習塾に通わないという選択肢はなかったのです。

ところで、これってナショナルミニマム果たせてませんよね。明らかに。文部省さん、僕当時命のキケン感じたんですけど、地教行法第50条とかで適切な「指示」できます?できませんよねえ。

第一、「彼ら」を真に救うのが行政の仕事なのかどうか。いや尾崎豊かも。
空海は当初困窮する人民を救うために勉強して役人になろうとしたものの、役人に失望し、仏の道でこれを実現しようと進路変更したわけですが。文科省に失望したので、やっぱり私も高野山に入山したほうがよかったかな。俗世に未練たらたらなので無理です。


ちなみに仏蘭西では、特に貧困層の住む郊外で、この手の暴力事件は頻繁にあります。最近、学校に生徒の監視カメラを設置することについて大議論になっていました。あるフランス人は結局それは移民のまずしい子供が暴徒化するのだから、移民を排斥するのが近道といい、またあるフランス人は、移民の問題は50年前からあるが、この手の議論は最近生じている、このことだけでもいかに移民と暴力の因果関係がないかが分かるだろう、といったりしてもう神の戦いです。

・・・うちの中学は移民とか貧困層とかそこまでではなかったような・・・やはり家庭環境でしょうか。

高校に入って、一番驚いたことは、授業中にダレもおしゃべりしないことでした。なにより、誰かが消しゴムを落とす音が聞こえたのは、初めてでした。

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