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2011年2月4日金曜日

カトリック: 2月4日はクレープの日

左:ジャニー、右:セリア。奥に見えるのは畳です。

今日はクレープを食べる日(*)。一昨年語学学校のチュータとしてお世話してくれたセリア+ジャニー(ともに26歳)邸にお呼ばれして、クレープをごちそうになりました。

特に、セリアは、当方が、初めてモンペリエ駅に降り立った日に、「当方さん」というカードをもってお迎えに来てくれた人なので、当方にとって記念碑的人物でもあります(参照

(*)Chandeleur というカトリックの習慣で、キリスト誕生の披露と、聖母マリアのお清めの日を祝い、2月初旬にクレープを食べるのだそうです。なお、教皇庁への巡礼者に恵与することで、この日にクレープを食べることを広めたのは、5世紀のローマ教皇ゲラシウス1世(出典: ウィキペディアfr)

セリアは、FLE(外国人にフランス語を教える資格)の修士を終えて、今は中高英語教員になるための試験を受験中
実際、英語もペラペラで、外国人との意思疎通に慣れています。英語(を含めた外国語)の勉強には、オーディオブック を使うといいと薦めてくれました。

ジャニーは、中高の歴史教員試験受験中で、ちょうど今日、11月に受けた筆記試験に合格していたとの連絡が来たそうです。おめでとう。
彼は、歴史大好きで、中世の歴史などについて、(一方的に)1時間以上講演してくれました。その他政治の話など云々。どちらかというと、ひきこもりタイプじゃないかなーと思います。まっすぐな人なのですが。



ところで、1つだけ、どうしてもいやでたまらなかったことがあります。


この御宅、なんと「モンペリエ悪徳不動産屋」の目の前にあるんです。

最初、住所の連絡をもらったとき、おいおい実はグルで、行ったら密室でしばかれるんじゃないだろうな、などと、妄想してしまいました。

到着してからも

当方 「ん?なにこれ」

セリア「 中世の両刃剣よ。」

当方「 ええ?でも、これでは、人は殺せないよね??」
ジャニー「いや、やれるとおもう。」

当方「('A`)」


えっと、逃げる?


いや、よくよくあとで聞いてみると、ジャニーの歴史、特に中世好きからくる趣味のようでした。ほかにもくさりかたびらを所持しておりましたし、、

というわけで、最初はまったく気が抜けませんでした(笑)

セリアは、日本が好きなようで、宮崎アニメ(すでにアリエッティを鑑賞済)やランマ2分の1をDVDで見て、ファイナルファンタジー8で遊び、畳と布団で寝ています。

先日、官選知事が述べていたような「フランスには日本文化を知らないフランス人が多い」という感覚は、少なくとも彼らの世代では、通用しなくなると考えます。

帰りに、ふたりから、「ずいぶんフランス語が上達したね」と言われたのですが、彼らは本当に当方のスタート時点を知っているので、この1年半、嗚呼、自分の努力も無駄にはなっていないんだな、と、少し思いました。


彼らが作ったクレープ、おいしかったです。作り方を教えてもらうのは、この次になりそうです。

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