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2009年8月12日水曜日

Le cours d'ete a commance!! その6

(5日)
1時間目、expression orale

 1970年代に書かれたフランスの教育制度の失敗についての論考を読んで、グループごとに発表する。
 
 1グループ・・・内容の説明
 2グループ・・・あなたの国での教育制度
 3グループ・・・あなた自身の経験(学生/先生、学生/学校、親/先生)

 教育にも資本主義が浸潤し、金持ちの子は塾に行くし私立に行くので、世代を超えた教育格差の継承という不平等の問題がメインテーマとなりました。

2時間目、「デンマーク人は幸せか」

 デンマーク人は世界で一番幸せ(例えばジニ係数など)との言説に対し、前半肯定、後半疑義提示との流れの雑誌記事読解を宿題で課されておりました
 4日あたりから激烈な腹痛や、インターネット環境の途絶(寮の工事の関係)で、灰色状態だったこともあり、全部読破できておらず、授業ではアメリカ人の18歳の女史に無視されるは、最低な感じでした。
私がデンマーク人になりたい。と思いました。

 ともあれ、デンマーク人は、高い税金を払うけれども、何の心配もない人生を送り、道で会う誰もが笑顔だそうです。しかし、筆者は後半で、彼らは「自分たちは幸せでいなければならない」という強迫観念のようなものに囚われているのではないか、と指摘しています。

ここにおいて、profのたまひていはく、
「フランスでは、《ああ、今日私は不幸せだわ》ということは許容されているし、むしろ否定的なことにも積極的。常に何かと闘っている。ストも多いでしょ。なぜなら、国王の首を飛ばした国民性だからね」

そうですか。そうですか。

その後、私のグループでは、若者の余暇について発表することに。
アメリカと日本の若者の余暇について、発表しました。

私からは、次のようなものをあげました
・カラオケ
・TVゲーム
・マンガ
・コレクション(ポ●モン)
・スポーツ(野球=イチロとか)
・ケータイ
・ネット

このうち、カラオケ、ポケ●ン、イチロに関する欧米人の食い付きの良さに、驚愕しました。すごかったです。最近、外交力強化の一環として、日本のポップカルチャーを前面に出す方針を日本国政府・与党は採っていますが、わかりやすい効果、つかみOKな感じが理解できました。

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